新型カムロードの登場
環境に対する規制が厳しくなり、新型カムロードが誕生しました。
従来のカムロードは、多くのビルダーから支持されていましたが、対重の面で厳しかったとも聞きます。
実際、ビルダーの方でも足回りの強化を推奨していたり、後輪のダブルタイヤが採用されるなど、新型カムロードの仕様を見ても、それだけ改善が迫られていたと言うことでしょう。
車重が重く、制動制では一般車と異なるキャンピングカーですが、安全性を蔑ろにすることはできません。
確かにビルダーによっては乗り出し1000万円オーバーが当たり前になるのも、それだけベース車両のポテンシャルが走行性能や緊急回避の時に違いがあるからでしょう。
ハイエースベースとは明確な差が出ている!?
ハイエースベースのキャンピングカーは、バンコンとも呼ばれますが、対荷重の面ではさらに限界が低めで、カムロードをベースにしたキャブコンに比べて1トン近い差が出ていたりします。
つまり、それだけ安全に走行するなら車を軽く作る必要があり、キャンピングカーなら装備面でシンプルにしなければ不安定な走行や万が一の時に止まれない車となります。
また、8ナンバー登録との絡みでは、室内高との関係で、ハイエースベースがなにかと大変です。
しかし、外観的に一般のハイエース風なこともあり、旅先で主張し過ぎないことも人気の要因でしょう。
1000万円オーバーの価格に
一括購入できる人は別ですが、コロナ禍からの経済を考えると、長期ローンを組むのも躊躇います。
しかも1000万円オーバーの資金をキャンピングカー購入に使うのか、資産運用に回すのかとなると、YouTube で回収できるのは難しくなってきました。
それでも、YouTube には新しいチャンネルオーナーが増え、キャンピングカーショーなどの紹介をしているコンテンツも増加しています。
自由を求めてキャンピングカーと言う憧れは感じるものの、現状としては新しいカムロードを採用したモデルが次回のモデルチェンジをするであろう3年後くらいが購入に適した時期になると思います。
その理由としては、コロナ禍の状況も分かりますし、新型カムロード特有の不具合もあらまし出尽くして、フルモデルチェンジで落ち着くでしょうから。
しかし、その頃になると、カムロード云々ではなく、エンジンを動力とした車両だけでなく、電気自動車も広く普及してくるかもしれません。
個人的にはカセットコンロで車内調理するなら、ホットプレートなどでゴミを出さない仕様にしたいところです。
2021年開催のキャンピングカーショーでも、まだまだカセットコンロを使うモデルも多く、車内にトイレも常設ベッドもないケースも少なくありません。
一人旅ならまだしも、夫婦でもライフサイクルが異なるのを考えると、なかなか思うようなモデルは少なく、かと言って新型SAKURAクラスになると1500万円超えと、「家買える」と言う感覚です。
いつもそんな風に考えが及び、「マイカープラス宿でいいのでは?」に行き着きます。
あえてそれでもキャンピングカーを探すなら、YouTubeチャンネルでの新たな展開や、旅スタイルに面白みが増せば、追い風になりそうですね。