未来を変えたい人が目指すべき「令和時代」の賢い生き方

昭和時代にはなかった令和時代の働き方

少し前まで、令和時代であってもビジネスモデルは昭和時代と変わらないように感じていました。

そこで、まずはいかにして「強み」を見出すかにポイントを置き、スキルや資格という視点で考察してきました。

と言うのも、昭和時代の働き方とは「終身雇用」に象徴されるような、個人そのものよりも社会との関わりが重視される時代でした。

しかし、大企業に在籍していても、何らか理由で一度ドロップアウトすると、同じ待遇では再雇用を狙うのも難しいのが実情でしょう。

もっとも、専門スキルや難易度の高い資格を保有し、しっかりとした強みに磨きをかけている人は別です。

それこそ、昭和時代でもどこかから声が掛かるでしょうし、場合によっては「やりがい」を手にいれることもできるでしょう。

一方で、平成や令和になると、「起業」そのものが珍しいものではなくなります。

つまり、「強み」の活かし方も変化し、改めて「雇用される」という立場に進む必要性が薄れました。

特に、コロナ禍を経て、社会構造が変化し、多くの人がリモートワークを体験したことで、会社に属し、「毎日出勤すること」を働く一部とは感じなくなっているでしょう。

例えば、法人向けの営業を担当する場合、リモートによる営業も不可能ではありません。

同様に、コールセンターや保険の窓口など、さまざまなビジネスモデルをリモートによって行うことができます。

先人たちは「YouTube 」をどう活かしたのか?

これまで、昭和時代から平成、令和となって、スキルや資格にネット環境を加えたことで、社会構造に変化が生まれました。

特に、YouTube の誕生は働き方そのものを変化させたと言えます。

そのポイントは、「再生回数」という基準ができたこと。

例えば、今までなら経歴や実績で人の価値を試算していたとすれば、同じタイミングで公開されたコンテンツがどれだけ「再生」されたのかを確認すれば、その人の社会的な評価ができてしまうのです。

ある人は、キャンピングカーの動画をアップして、1ヶ月も経たないうちに30万回も再生された。

しかし、こみちが描いたイラストは、1ヶ月経っても「10回」にも届かない。

つまり、その3万倍になる開きこそが、社会的な評価であり、自分が心得るべき現状です。

もちろん、YouTube ではなく、一般の企業で働くことを希望する人もいるでしょう。

だから自分は「再生回数など関係ない」と思い込んでしまうと、その意識は昭和時代のビジネスモデルのままなのかもしれません。

「再生回数」と言葉では表現していますが、ある意味で「プレゼン能力」とか、「物事への影響力」を表しているとも言え、社会が求めているニーズという観点でYouTube に触れると、それは景気動向として見ることもでき、例えば株式投資などにも通じると思います。

では、そうすれば「再生回数」を上げることができるのでしょうか?

以前は、取り上げるテーマや動画の編集などに影響されると思っていました。

そのため、短期間で再生回数を狙う人は「より本能に近い感覚に訴える」内容へとシフトさせることもあります。

一方で、有名人は知名度を活かして、横のつながりを密にし、YouTube 上での露出を高めることで「再生回数」へと繋げていきました。

この手法は、決して新しいものではなく、昭和時代よりももっと前からあった古典的なものを応用しています。

有名人とのコラボが難しい場合、キャンピングカーの動画で再生回数を上げるには、どうすればいいのでしょうか。

これまで分析してみると、多くのキャンピングカー系YouTuberが意図的に触れない「事実」が見え隠れしていて、それだけ抜本的なコンテンツが作り辛いのだろうを想像しています。

例えば、各ビルダーが手掛けたキャンピングカー同士を、一定の基準で性能評価するようなチャンネルは見たことがありません。

これが自動車レビューのチャンネルなら、走行性能や静粛性など割と手軽に触れていることだったりするのですが。

それだけ、キャンピングカーの場合にはレビューと言っても装備の紹介や個々の乗り心地などに限られ、他社との違いにまで触れることがありません。

特に気になる急制動の性能などをレビューすると、ユーザー目線では興味深いのですが。

新たに考えた「YouTube 」の活用法

例えばこれからYouTube チャンネルを開設して、とりあえず何か1本目の動画を撮影するというなら、「既成事実」という意識を持ちましょう。

最初に「作る」というカテゴリで始めとしても、DIYから料理まで幅広く扱うよりも、最初は「ホットケーキ」のようなピンポンに絞った方が再生回数につながるはずです。

だからと言って、「ホットケーキを延々焼く(これも既成事実なれば価値あり)」のではなく、例えば企業が販売しているホットケーキの素を比較するなど、既成事実に関連させることがポイントです。

同様にフライパンとホットプレートという比較も既成事実ですし、有名店や人気店のホットケーキを食べるといういうのもそれに含まれます。

なぜ、そのように運営するのかというと、チャンネル運営者自身の知名度をコツコツと上げるよりも、既成事実を使って視聴者の「引き込み」を狙っています。

自分のチャンネルは知らなくても、既成事実は誰もが知っていて、そこに触れた人がさらに自身のチャンネルへと流れてくることがあるからです。

ある意味、「〇〇してみた」ということなのですが、既成事実を上手に活かせれば、チャンネル運営もより早く成果が得られるかもしれません。




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