Vlogのための移動アイテムを考えた!

 移動アイテムとしてのキャンピングカーとは?

キャンピングカーの魅力は、自立可能な長期滞在となるだろう。

しかし、まだまだ注意点もあって、完全な電気自動車ではないので、エンジンの搭載と燃料タンクの残量がネックとなる。

近年のキャンピングカーには天井にソーラーパネルを搭載するなど、数日間のエアコン稼働を可能にしたモデルもあるが、そんな場合でさえ燃費の残り具合によっては滞在を中断しなければいけなくなるだろう。

詳しい情報は持っていないのだが、厳密な意味で独立した状況での一週間連続滞在が可能なのだろうか。

多分、給排水タンクの容量もあるだろうし、一週間分の食事を確保することなど、インフラとの接続がないと難しい局面も多い。

その意味から、万能に思えるキャンピングカーを使用する場合でも、数日に一度の給油は欠かせないだろうし、同時に給排水タンクの管理や場合によってはグレーダンクの処理も加わるかもしれない。

多くのキャンピングカーには、トイレが搭載されていても、車内でシャワーを浴びられる環境は整っていないから、濡れタオルで身体を拭くなり、入浴施設があるところまで移動しないと、汗をかいてしまう夏場などは自宅さながらとはならない。

その意味では、今のキャンピングカーは十分に快適な装備だが、それだけで一週間の連続滞在は難しく、やはり1日か2日くらいで居場所を移しながら使うのが良いのだろう。

一泊二日と二泊三日が理想!?

キャンピングカーを使った場合、気軽に旅行するなら週末などを被せて一泊とか二泊程度が良いのかもしれない。

実際、軽キャンカーで大人二人は狭いだろうし、バンコンでも長期滞在となると大人二人が上限になるだろう。

つまり就寝人数が五人とか六人という場合でも、仕様として可能になるというだけで、実際に快適な旅ができるとは限らない。

もう少し大きなキャブコンでも、一人で使うくらいがよく、夫婦のような関係なら大人二人も数日間ならどうにか過ごせるに過ぎない。

もしもそうだとすれば、キャンピングカーを使った旅行は、温泉などを目的地として移動し、現地で車内調理をしたり、散策して外食したり、でもホテルなどには泊まらずに車中泊することで旅行費を削減させるというもの。

もっとも、キャンピングカーの購入は、安くても500万円くらいは必要だから、回数としてどれくらいの頻度なら割安になるかは微妙なラインだろう。

Vlogを撮影するとして

キャンピングカーを使ったVlogを撮影する場合、どうしても走行シーンを入れるのは大変だ。

でも、キャンプ場に着いた時などは、キャンピングカーが敷地内に入るところを撮影したくなる。

その場合、運転手とカメラマンが別れて、その撮影を行うことになるから、二人の移動が便利になる。

もちろん、すべてを一人で賄うこともできなくはないが、カメラを設置しては車を移動させてという行程は、とても手間がかかる。

その意味では車内中心の構図で撮影することになり、どうしても絵面が似通ってしまう。

極端な話、キャンプ場などの目的地の紹介ビデオと、車内調理風撮影で、キャンピングカーの魅力をイメージ映像で伝えることはできないだろうか。

それほど、キャンピングカーを使ったVlogでは、旅先の違いを紹介するのが難しい。

もしもそうだとするなら、バイク移動とテント設営の組み合わせの方がバリエーションが出る。

女子キャンパーのような可愛い見た目もあれば、シンプルなソロキャンプで魅せることもできる。

旅先での開放感を伝えるならば、それこそ自転車と電車の組み合わせも味がある。

それこそ、コロナ禍の後は、もっと選択肢が自由になる。

例えば旅先の映像コンテンツを目指すなら、自家用車でも十分だろう。

それこそ一泊くらいならどうにか車中泊できるだろうし、ビジネスホテルなら一泊も一万円以下で泊まれる。

素のハイエースやリトリートくらいのシンプルな内装のキャンピングカーを選び、DAHONのK3 を搭載しておけば、旅先の映像もしっかりと撮影できる。

もちろん車内泊や車内飯、さらには宿泊施設を使う時なども駐車場による制限も少なく。

バンライフを顔出しでコンテンツ化するなら、キャブコンなどを選んでもう少し車内ライフを映像化してもいいだろう。

しかし、旅先を中心に映像として撮影するコンテンツを目指すなら、バンコンの方がメリットは多い。

なぜなら本格的なキャブコンでも、一週間を連続滞在は難しいから、数日ごとに移動することは避けられない。

二人三人という大所帯ならキャブコンやバスコンもメリットが出てくるが、国内を移動するならトータル的にハイエースベースのキャンピングカーが程よいのだろう。




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