「スーパーカブ」という存在意義
マイカーがあれば、とりあえず日ごろの買い物や遠出もそれなりに快適です。
でも、バイクに乗った経験や、自転車の爽快感を知っていると、自動車だけでは得られない「心地よさ」があるのも事実。
自宅にもう買い替え時の古い折り畳み自転車があって、購入当時は頻繁に乗っていたものの、今は思い出した時に跨る程度。
そんなこんなで、「自転車欲しいなぁ〜」と思うようになったのは、週末などに割と近所を格好良い自転車で走っている人を見かけるから。
個人的には大きなものよりもコンパクトなサイズが好きで、だから自転車もフルサイズより「ミニベロ」が好み。
いつの間にか「ダホン」のモデルも変わっていて、「ターン」と呼ばれるブランドが誕生していて、それがまだため息が出るほどカッコいいデザインだったりします。
今はボロボロになってしまった我がミニベロも、店先に止めて買い物をする僅かな時間でも心配になっていたことを思い出します。
流石に、「カッコ良すぎるだろう!」という感じです。
バイクに乗っていた頃も、知り合いが盗難にあって、その話を聞いてチェーンロックだけでは安心できないことも分かり、深夜に物音の度に愛車を停めていた軒先まで確認していたのも懐かしい話です。
それからは、バイクにしろ、自転車にしろ、しっかりと停めて置けるガレージが無いと購入できないという我が家のルールが生まれて以来、「欲しいなぁ〜」から話が進みません。
実は密かに欲しい自転車があって、それが「ダホンのK3」。
こみちの自転車は20インチのモデルですが、この車両は14インチとさらに小径です。
しかし、YouTube などで見ると結構しっかりと走っていて、しかも輪行までできてしまうという話で夢が広がります。
そうは言っても自転車を担いで電車移動することなど経験ありませんし、実はかつて購入した自転車も輪行したら楽しそうと思っていたほどでした。
でも、実際は片道20キロくらいを走ることはあっても、それで満足してその先はありません。
きっと、K3も同じことになるのは十分に分かっています。
そんなことをニヤニヤしながら妄想していて、ふとバイクに目を向けた時、たまたま今日の出先でホンダのCB1300sfを見かけました。
カッコいいなぁと思いつつ、エンジンのはみ出し具合にまたため息で、我が家のどこに停めることができるだろうかと考えてしまいました。
ハーレーならファットボーイ。トライアンフならボバーかボンネビル。ヤマハならセローかSR。
などなどと思っていたのですが、ついこの前からは「原付スクーター」にも興味が出てきました。
高校生の時の愛車は、ジョグとタクト。
大きなバイクに乗り出して、もう「原付スクーター」には戻ることがないと思っていたのも不思議で、「ジョルノ」が可愛いと思ってしまいます。
そして、以前の職場でも乗っていた「スーパーカブ」。
でも「C125」ではなく、「スーパーカブ」がいい。
何がいいって、オフ車に乗っていた頃同様に、気兼ねなく乗れるので使い勝手に優れるからです。
追記
記事を投稿してから、スーパーカブのことを調べていたら、2021年中にも新車購入できないって話があったんですね。
時代と言ってしまえばそれまでですが、魅力ある商品ほど消えてしまうように思えて悲しく感じます。
まぁ確かに幹線道路を50ccで走るのもかなり勇気が必要ですよね。
便利な時代に思えて、なんだか選択肢は狭まっているような気持ちもします。