キャンピングカー選びの重要な4つのポイント

 キャンピングカーを選ぶメリット

スモールオフィスとして考えると、キャンピングカー(特にテーブルが使えるキャブコン)は本当に理想的な選択です。

もちろん、バスコンはもっと室内空間が広く、バンコンや乗用車でもノート型パソコンが使えなくありません。

どこまで快適さを求めるのかということになります。

一方で住居として考えると、「寝台スペース」「調理スペース」「清潔保持スペース」の3つがポイントではないかと感じます。

そして、運転することを考えて、「ボディーサイズ」にも配慮が必要でしょう。

寝台スペースとして

キャンピングカーと言っても、コンパクトなタイプでは常設ベッドがないものもあります。

つまり、横になって寝るという時には、ダイニングとして使うスペースを変形させることになります。

一人で使用する場合にはそれもありですが、夫婦など複数名での使用を考えると、横になって昼寝や仮眠さえ気軽にはできません。

常設ベッドがあるのかないのかは、キャンピングカーをどんな風に使うつもりかで変わってきます。

大人二人がストレスなく眠るとなると、身長を超える長さと80センチ以上の幅があるといいでしょう。

夫婦での使用で、一泊だけという限定的な利用であれば、もう少し狭くても問題ないとは思いますが、連泊する場合にはそれなりのスペースがあった方が

調理スペースとして

本格的な料理をキャンピングカーで行う人はどれくらいいるでしょうか。

というのも、スーパーやコンビニには少し手を加えるだけでも「美味しい料理」が並んでいます。

その意味では、「オーブン料理」までは想定していない人が多いでしょうか。

もっとも海外モデルには文化や風習の違いから、オーブン搭載モデルもあるので、それぞれに求める性能は変わります。

こみちとしては、野菜炒めができれば嬉しいです。

あとは電子レンジで調理できるもの。

なぜかというと、清水や排水の管理を考えた時に手間を増やしたくないからです。

野菜炒め程度なら、調理器具をササっと洗えばいいですし、洗う前にキッチンペーパーで拭き取れば汚れも減ります。

ご飯は電気ガマで炊けますし、電子レンジで加熱することもできます。

あとは飲み物を入れておける冷蔵庫があれば、それで十分だと思います。

というのも、キャンピングカーですべてをカバーするつもりはなくて、自分にとって不可欠なポイントが補えていればいいと考えます。

キャンピングカーでは食べられないものは、旅先を含めて出先の店を探せば済むからです。

そう考えると、キャンピングカーに搭載されたキッチンは、電気とガス、どちらが便利でしょうか。

換気と火気を考えると、電気を使う方が安全な気がします。

カセットコンロの方が火力面ではメリットが多いようですが、室内で炎を使い、熱が狭い空間で広がることに慣れません。

バンコンなどの低い天井高では、なおさら油跳ねや熱気の上昇などが気になってしまいます。

言い換えるとバスコンタイプを選ぶ時点で、車内調理は電子レンジで扱える程度になるでしょうか。

パックご飯とカレールーを温めて、即席カレーを食べるというイメージです。

もっとも、車内でIH器具を使う場合、サブバッテリーの残量に注意しなければいけません。

大容量バッテリーがあれば心配ありませんが、容量が少ない場合には、モバイルバッテリーを持ち込むということも必要でしょう。

清潔保持スペースとして

清潔保持で考えるのは、トイレと入浴です。

特に雨や寒い季節、車外のトイレに行く手間をどう考えるかでしょう。

夫婦での使用を考えると、車内でも用が足せる安心感は大きな魅力です。

一方で、シャワーまで浴びるとなると、使用後のメンテナンスも気になります。

使用後のバスルームはしっかりと乾燥させておかないとカビが発生します。

換気扇回すだけで済めばいいですが、使用する度にタオルなどで壁の拭き掃除をするとなると、料理以上に必要性を考えるべきでしょう。

現時点では、キャンピングカーではタオルで拭くくらいに抑え、どうしても体を洗いたいときには、旅先で温泉を利用することで補いたいと思います。

扱い切れるサイズ感!?

こみちとしては、仕事でも2トンクラスのトラックを運転することはありません。

大型キャンピングカーの死角が多いモデルは気を使います。

そこで、アラウンドビューモニターのような装備や、衝突軽減装置など、現代的な運転サポート機能にも関心があります。

キャブコンに比べてコンパクトなバンコンという選択もありますが、キャンピングカーを選ぶ理由にペットとの旅行が含まれるなら「バンコン」という選択肢も魅力的だと思います。

ただ、仕事場を求めてのキャンピングカーなので、先ずは椅子とテーブルが使用できることに魅力を感じます。

ナッツのボーダーのようなモデルなら快適性もかなり高いと思うのですが、移動や駐車場、多くても大人二人という使用用途を踏まえると、少し大き過ぎる気がします。

その意味では、5メートル前後のキャブコンクラスがトータルバランスに優れていると思うところでしょうか。


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