キャンピングカーライフを満喫するアイテム「モバイル通信環境」を考える

 移動するキャンピングカーだからこそ

現状、自宅には固定回線とスマホの通信、iPad のSim通信を使い分けています。

iPadを購入するときも、本体にSimを挿して使うか、モバイルルーターを使うかで情報を収集したことがあります。

結果的には、iPad で通信する目的は、当時のメイン職業だった「ライター」としての活動範囲を確保するためでした。

インターネット上で検索することもありましたが、動画の閲覧もYouTube へにアップロードも行わないので、出先で数本(1本の記事が4000文字程度として4から5本)書いたとしても、通信の大半が文字データなので、100MByteもあれば十分です。

単純にひと月30日換算でも、3GByte 程度あれば支障がない計算でした。

コロナウイルスと、現在の本業介護士になったこと。ライティング作業の大半を自宅で行うので、1GByteすら消費することはなくなりました。

一方で、文字ベースが動画ベースに変わった時には、扱うデータサイズが一気に増加します。

キャンピングカーで日本を旅しながら活躍するYouTuberの場合、ひと月で100GByteを超えることもあるそうです。

もちろん、動画一本の長さや画質、更新頻度にもよりと思いますが、「100GByte」は決して簡単に用意できる容量ではありません。

動画クリエーターとライターはコスト管理が大きく異なる!?

キャンピングカーをスモールオフィス化するとして、例えば作家やライター、イラストレーターなどであれば、確保するべき通信データサイズは1ヶ月あたり「40GByte」程度ではないでしょうか。

もちろん、完全に文書だけという割り切りが可能なら、スマホを親機にテザリング接続でも事足りるかもしれません。

ですが、動画クリエーター、つまり旅先でGoPro 撮影をしたり、ドローンを飛ばして映像を編集する。また、ゲーム実況などを考える場合には、「データ無制限」を謳うモバイルルーターが欲しくなるところでしょう。

しかも、移動するキャンピングカーですから、旅先での接続が安定し、通信速度も確保するとなれば、実際の評判を参考にして選び必要があります。

日本特種ボディー「SAKURA」の紹介動画で…

こみちが現在、もっとも気になるキャンピングカーは日本特種ボディーの「SAKURA」です。

キャブコンと呼ばれるタイプのキャンピングカーで、街中ではかなり人目を引くことでしょう。

でもそれは、車内で一般男性が背を伸ばして立てることや、小回りの効くトラックをベース車両としているので見た目以上に運転しやすいことなどがポイントです。

さらには、リアタイヤがダブルタイヤになっていて、重量の重いキャンピングカーの走行中のバースト事故を回避する点でも安全性が高いでしょう。

そして、今回の「1年間はドコモ回線でwifiが使えるので…」というYouTubeでの発言をチェックしてみました。

というのも、モバイルルーターを選ぶとしても、多くはドコモ回線をはじめとした大手通信網を間借りする形でサービスが提供されています。

以前(Simを選んだ時)と状況に大きな違いがなければ、「ドコモ回線」の優位性はまだまだ期待できるはずです。

「docomo in car Connect」というサービスがある!?

「docomo in car Connect」というのは、パイオニアが販売する「サイバーナビ」に付属するサービスになります。

つまり、愛車にサイバーナビを搭載し、カーナビとして使用することが大前提です。

カーナビとしての機能はもちろんなのですが、「docomo in car Connect」を選べば、年間1万2000円(税抜き)でデータサイズ無制限でドコモ回線が使えるというものです。

このサービスがあることで、キャンピングカー内でYouTubeなどが閲覧可能になりますし、サイバーナビが親機となって、スマホやパソコンもwifi 接続できるとのこと。

つまり、YouTuberとして動画配信する場合、回線が安定しているドコモ回線でしかもデータ無制限なら、ベストチョイスと言ってもいいくらいではないでしょうか。

ただ問題があるとすれば、サイバーナビに付属するサービスなので、「docomo in car Connct 」だけをドコモで契約することはできません。

あくまでも、指定されたサイバーナビを購入し、パイオニアを通じてサービスを開始する必要があります。

1年間使用の場合は1万2000円ですが、30日コースなら1500円、1日コースで500円という選択肢も選べます。

一定期間をキャンピングカーで旅行する場合には、30日コースや1日コースを選んでもいいでしょう。

ざっくりと調べた結果、このサイバーナビ、本体価格が15万円から20万円あたりとナビとしては妥当でも、モバイルルーターを選ぶ場合には安くない価格ということ。

キャンピングカーでの使用を想定するなら、かなりお得な選択肢ではあります。

こみちとしては、「SAKURA 」を作った日本特種ボディーの方々のビルダーとしての愛情を感じます。

ひとりから2人で使用するスモールオフィスとして考えると、電子レンジやエアコン、冷蔵庫も使えるので、理想のキャンピングカーと言えます。

ただ1000万円を超える価格だけに、「はい、買います!」とはなかなか言えませんが。

さらにインターネットで調べてみると

ちょっとした疑問が出て来ました。

確かに「docomo in car Connct 」ってこみちの理想に近い通信環境です。

しかも料金も、一般的なモバイルルーターと比較してもリーズナブル。

ですが、ナビ本体が高額ということは、5年後くらいした時にはどうなるのでしょう。

もっとも、キャンピングカーだって5年も経てばそれなりにメンテナンス費用もかさむでしょうし、キャンピングカーの良さが分かっていればいるほど「新しい車」が欲しくなりそうです。

さらに、ネット上で人気のあるモバイルルーターをいくつか調べてみたのですが、複雑な部分もあって、「docomo in car Connct 」の次席をなるサービスを決めかねています。

まぁ、あれこれと調べているのも楽しい時間なので、Simを選んだ時のように情報収集していこうとと思ってます。


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