「大人の二人旅」を楽しむために

 中高年だからこその「二人旅」を楽しむ

こみちは、現役の介護士です。

なぜ、介護士を選んだのかは姉妹ブログ【中高年から見つける「生涯のオシゴト」】に任せるとして、日頃から高齢者の生活支援を行っていると、中高年の暮らし方が人生を豊かに過ごせる重要なポイントであると気づかされます。

例えば大学を卒業し中高年と呼ばれる年齢まで約20年間、会社のために働いて来た人も、退職後の生き方を少しずつ考える時期を迎えます。

そんな時に「大人の二人旅」が日常生活をさらに豊かにするでしょう。

長年連れ添った夫婦での旅行。最近交際し始めた気になるあの人との旅行。親子での旅行というのもあるでしょうか。

旅の良さは、なんと言っても日常生活を離れて、普段とは異なるライフスタイルを創出できること。

温泉街を浴衣姿でしっぽり歩くのも、「大人の二人旅」らしい演出と言えるでしょう。

一方で、キャンピングカーを使った「旅」にも、「大人の二人旅」を魅力的に感じることができます。

旅先の朝市に出掛けて、地の物を買い込み、キャンピングカーで簡単に調理すれば、旅館やホテルで味わう朝食とは異なります。

車窓にはその時にしか見えない景色が広がっていて、誰に急かされることもなく二人だけの空間を楽しめます。

普段から顔を合わせている相手でも、不思議と旅先なら何となく互いにお喋りになって、「これ、美味しいよ」とそれがパックに盛られた物だとしても気になりません。

「大人の二人旅」を演出してくれるキャンピングカーとは?

1000万円オーバーの予算が許されるなら、日本特種ボディーが販売する「SAKURA 」がオススメです。

でも、そこまで予算を割ける人も少ないはずで、もう少しお手軽に「大人の二人旅」を味わえるキャンピングカーはないものでしょうか。

例えば、アネックスの「WIZ」。

特徴は、ハイエースのナローをベースにしたキャンピングカーであること。

ハイエースのナローとは、ライナップされるモデルの中で一番横幅の狭いモデルで、普段使いに趣きをおくならベストチョイスとも言える選択です。

これが、ワイドボディーのハイエースでスーパーロングのモデルとなると、あのSAKURA のようなキャブコンと同等の大きさで、「大人の二人旅」を気軽に楽しむには背伸びし過ぎでしょうか。

再確認すると、このアネックスの「WIZ」は横幅169センチ、全長469センチで、街中を走るミニバンとほぼ同サイズです。

つまり、一般的な平面駐車場にも止められますから、旅先で駐車場探しに手間が掛かりません。

これが日本一周を目指した二人旅なら、駐車場探しに苦労しても、居住性や快適性の方が優先されるでしょう。

でも「大人の二人旅」は、日常生活を維持しながらも気軽に二人で出かけられること。

キャブコンのようにいかにもキャンピングカーというような派手さは不要で、「WIZ」みたいなモデルこそ最適でしょう。

車内レイアウトを確認すると、細やかな工夫があり、キッチン前なら170センチくらいでも立つことができるようです。

そして、車内には専用のマルチスペースもありません。トイレは無いと言うことです。

小さなキッチンと引き出し式の冷蔵庫、電子レンジも標準搭載。

こみちが気になる「家庭用エアコン」は厳しいかも知れませんが、逆に旅先での「拠点」と考えると、「WIZ」はとても使い勝手に優れた車両です。

また簡単にベッド展開できる後部のソファーも、奥行き190センチ幅140センチの大きさになり、親しい大人二人なら正にベストな距離感でしょう。

窮屈でもなく、だだっ広い訳でもなく、旅先だからこその語らいも都合良いはずです。

ざっくりとした試算で、550万円から600万円あたりで購入できそうです。

SAKURAの半値と思えば、なかなかいい線ではないでしょうか。

このくらいの盛り込み具合いなら、リアタイヤのダブル仕様も気になりませんし、ノーマルハイエースと大きく変わらない外観が、この「WIZ」の魅力です。

詳しく調べると「ソーラーパネル」も装着されていて、1500wのインバータもあり、家庭用電化製品も持ち込めそうです。

もっとも、ポータブルバッテリーという選択肢もあるので、空気の美味しい場所で窓を開けて、そこでスモールオフィスとして使うことも視野に入ります。

ただ、カーテンで外から視線を遮るに過ぎないので、キャブコン並みの遮断性は期待できません。

でもでも、「大人の二人旅」という用途なら、これ位の割切りで構成されたキャンピングカーがちょうど良いはずです。





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