「キャンピングカー」という存在
何となくキャンピングカーを知っている人にとっては、例えば贅沢品とか、キャンプ好きな人とか、そんなイメージが浮かぶのでしょうか。
確かに、「キャンピングカー」とインターネットで検索すれば、いろんな形をした高価なモデルから程よい価格のモデルまで見つけることができます。
高額なキャンピングカーほど、豪華な装備なのは間違いまりません。
しかし、自身の用途があるのなら、もう少し手ごろなモデルでも十分だったり、扱い切れることがまた「使いたくなる」に繋がります。
横幅で言えば2メートル。長さで言えば5メートル。高さなら2メートル20センチ。
このサイズに収まるか否かで、国内の使用方法が大きく変わると思います。
特に長さ5メートルは重要なポイントで、それこそ一年中キャンプを続けられる人なら問題も少ないのですが、日常生活の中にキャンピングカーをプラスしたい人にとっては「普段、どこに停めておく?」がとても気がかりです。
一般的な自家用と比べて、キャンピングカーは車高もあって、実際に見ると「大きい」と感じるでしょう。
そして、そんな車をどこに停めるのかと考えた時に、自宅の駐車場にスペースがあれば良いのですが、キャンピングカーに興味を持った時に乗り越えなければいけないポイントでもあります。
キャンピングカーのベース車として、軽自動車や小型トラックが使用されるのも、駐車スペースという現実的な課題を想定した結果とも言えるでしょう。
日本特種ボディー「SAKURA 」とは?
このブログで何度も登場している、気になるキャンピングカーの中の一台です。
簡単にオススメポイントを紹介しておくと、車中泊を本気でしたい時に必要な装備がコンパクトにまとめられているから。
ここでポイントは、「コンパクト」という部分。
実はこの「SAKURA 」は、横幅こそ2メートル以下ですが、長さも高さも目安としている基準値をオーバーするサイズのキャンピングカーです。
特に長さ5メートルを20センチ程度ですが超えるので、国内の駐車場で気兼ねなく停車できるとは言えません。
もっとも、国内の駐車場事情とキャンピングカーとしての使い勝手は、そもそも別のものなので、そのどちらも満たせるモデルが理想です。
しかし、この長さ20センチや、高さ3メートル超えは、運転や駐車ではデメリットになっても、居住スペースという意味では「コンパクト」ではないかと感じます。
特にこみちは、キャンピングカーをスモールオフィスとして使用したいと思っていて、例えばこの車で旅をする時でも乗車定員は「二人」までです。
それでもこの広いが必要なのは、一泊二日の小旅行ではなく、北海道一周や四国、九州一周など、ある程度の期間を旅したいと想定した時に車中泊ベースなら最低限のスペースだと思うからです。
逆に、移動は乗用車を使い、旅先ではホテルや旅館などを選ぶということであれば、「SAKURA 」ほどのボディーサイズは必要ないでしょう。
長旅もこなせるキャンピングカーとしてその機能を存分に活用するなら、「SAKURA 」は必要十分なサイズ感だと思います。
「どこに停めるのか?」問題に朗報
具体的にキャンピングカーを購入したいと思った時、段々とその扱い方が気になります。
駐車場問題もそうですが、停車時の「アイドリング」も禁止されることがあるので覚えておきましょう。
つまり、停車時にアイドリングさせる大きな理由は、車内にあるバッテリーを充電したいからです。
停車中、今のキャンピングカーはいろんな装備があって、テレビまで見られて、まさに自宅のリビングそのままです。
しかし、搭載バッテリーによっては「この家電を使うと電気が減るなぁ」と気にしながら使わなければいけません。
そして残量次第ではアイドリングなどで発電します。
ただ、このアイドリングも、旅先のどこでもできるとは限りません。
全国にある「道の駅」や「オートキャンプ場」など、規則等で夜間時のアイドリングを制限していることもあるからです。
つまり、せっかくのキャンピングカーも、肝心な時に使えない(使いづらい)と残念な結果になるのです。
「そうか、見た目も大事だけど、サブバッテリーの容量もポイントなんだなぁ」と思い始めます。
いつかの記事では、さらにソーラーパネルによる発電や、走行時の発電量を決めるオルタネーターの大きさという意味でも「SAKURA 」は国内事情をよく考えられています。
また、価格面と車高の低さ(あくまでもSAKURA との比較)から、キャンパー鹿児島の製造している「REMシリーズ」なども魅力的です。
このキャンピングカーのオススメポイントは、バッテリーを「SAKURA 」に負けないほど搭載し、ステイ先での電力に不自由しないことです。
もっとも、ボディーサイズはSAKURA と似たようなもので、長さは5メートル40センチあります。
また、トイレスペースが無いので、停車中はトイレ設備の近く場所を利用することになります。
「RVパーク」を知っていますか?
恥ずかしながら、「オートキャンプ場」と同じ意味くらいに思っていました。
この「RVパーク」、日本RV協会が認定する形でキャンピングカーオーナーが「安全、安心、快適な車旅ができる」ことを想定した宿泊先です。
基本有料で、またオートキャンプ場のようにキャンプを目的としていないことも特徴です。
具体的には、車外での調理がNGなので、バーベキューなども原則不可になります。
また、こみちとして気になっていた「旅先で出たゴミ捨て」「汚水の処理」が可能みたいです。
キャンピングカーで出たゴミをどこで捨てるのか、ずっと気になっていたのですが、自宅に帰るまでおけない生ゴミなどは処分に困るはずです。
ざっと全国に100ヶ所以上はあるので、安全で安心な旅を続ける意味でも覚えておくと良いでしょう。