キャンピングカーはかなり大きい!?
キャンピングカーを購入して、例えばそれをマイオフィスとして活用する場合、住居近くの駐車場に停めたまま使用することも想定される。
戸建て住宅に隣接した駐車場なら十分に補えると思うが、マンションやアパート暮らしの場合には隣人からの視線が気になるところだろう。
一般的な駐車スペースというと、奥行きが5メートルということが多い。
これは、近所のスーパーなどに停める時に自身のキャンピングカーが苦もなく停車させられるかという目安だ。
仮に、4メートル99センチならサイズとしては5メートル以下になるが、ドアの開け閉めや荷物の出し入れを考えると、寸法内だからと言っても安心することは難しい。
また、都心部に多い立体駐車場などは、高さが3メートル前後のキャンピングカーでは使用できないから、大きなショッピングモールに行く時は平地の駐車場に限られる。
もっともそこに停めるとしても、サイズ的にギリギリ、またはオーバーしていることもあるから、「自由にどこでも」というキャンピングカーのイメージと少し現実は異なることも知っておくべきだろう。
特にキャンピングカーをオフィス的な用途で考える場合、旅先で候補となる「道の駅」や「サービスエリア」、「キャンプ場」まで毎回移動するワケにはいかないから、購入前に使い方だけでなく、「停める場所」についても考えておくべきだろう。
トイレの汚水問題だけじゃなかった!?
まだそれほどキャンピングカーについて知識がなかった頃、トイレってどうやって使うのか気になっていた。
今ではビルダーの工夫もあって、家庭用トイレに流すだけの簡単なものもできた。
もっとも、トイレに流した後、そのタンク内を洗うとなれば、室内にあるトイレだけで十分かというと、屋外に汚水専用の排水設備があると便利だ。
しかも、清水を使えれば「汚水」となり、その水が数十リットルともなると、人力で遠くまで運ぶことさえ難しい。
つまり、キャンピングカーを継続的に使用するなら、トイレだけでなく「水」の維持と処理が問題なのだ。
インターネットを見ていると、ガソリンスタンドなどで処理させてもらう人もいるようだが、水もそのまま放置すると「腐ってくる」から、キャンピングカーの水管理もまた、悩ましい問題だろう。
マンションやアパートの駐車場を使うなら、なおさら、処理に親切なガソリンスタンドなどを見つけておく必要がある。