キャンピングカーの後輪はシングルが良いの?ダブルが良いの?

 キャンピングカーを選ぶのが難しい理由

以前、キャンピングカーが猛烈に欲しくなった頃から、キャンピングカー選びは難しいと感じてきました。

家選びもそうですが、戸建てが良いのかマンションやアパートが良いのかも、一長一短なのは周知の事実です。

また、不動産の場合に地域性が問題になるように、キャンピングカーの場合にも居住部分と車としての性能部分で評価ポイントが異なります。

今回は、キャンピングカーの車のとしての部分に焦点を当て、リアタイヤが左右一本ずつが良いのか、二本ずつが良いのか考えてみましょう。

ダブルタイヤがオススメ!

結論を先に言うと、こみちとしては「ダブルタイヤ」が良いと感じています。

こみちは車の専門家ではないので、あくまでも各種の情報を集めて判断した素人判断です。

なぜ「ダブルタイヤ」なのかというと、走行中のトラブルを回避したいという思いからです。

というのも、毎年、キャンピングカーの横転事故は発生しており、特にリアタイヤのバーストが深く関係しています。

なぜかというと、キャンピングカーは居住の快適性を含めて、どうしても積載荷重が増加傾向にあります。

当然ですが、4本又は6本のタイヤで支えることになります。

もちろん、タイヤの幅なども関係してくるのでしょうが、4本と6本を比べれば6本が耐久性の点で優位なのは間違いないでしょう。

こみちがインターネットで調べたところ、トラックをベースにしたキャブコンタイプのキャンピングカーでは、トヨタ製のカムロードが使われることが多いようです。

その他、いすゞ製のB-camなどがあります。

キャンピングカー選びのポイントにも関係してくる部分ですが、全長が5メートル前後のモデルの場合、カムロードを使用しているのをよく見かけます。

一方で、日本特種ボディーが2020年2月に発表した「SAKURA2」の場合、いすゞ製のB-camを使っています。

カムロードとの比較がされている訳ではありませんが、4輪駆動でダブルタイヤ仕様も用意されているなど、「SAKURA」にはこれまでのキャンピングカーが課題として来た安全面に一矢報いたと感じます。

実際、カムロードとB-camを比較してみると、それぞれのキャンピングカーでは頭の大きさに違いがあることが分かります。

というのも、カムロードはダイナという1トン級の車種をキャンピングカーベース車にしたものです。

一方のB-camは、2トン級のトラックということで、タイヤを止めるボルトの太さを見ても丈夫さは違います。

問題があるとすれば、頑丈なトラックをベースにすれば、どうしても大きくなり、また高額になるというデメリットもあるでしょう。

そして、ダブルタイヤで気になるのが、走行時の突き上げ感だそうです。

つまり、下から突き上げるような振動が来るということで、耐久性を向上させるとそれだけ「車が固くなったサスとの関係もあって跳ねたり、突き上げたりする」ようです。

乗り心地を取るか、バーストなどの危険回避を取るかは、キャンピングカー乗りには悩ましい問題でしょう。


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