足が回らない時こそ
今朝のランニングでは、体が重いと言うよりも動きませんでした。
いつも通りキロ6分くらいから始めて、すぐに体が動かないと感じました。
そこで、いつものフォームと意識を変えて、腰だけを動かして走るようにしました。
するとキロ4分30秒ペースまではスルスルと上がったのですが、そこからは上がってくれません。
ケイデンスが190。ストライド幅が118センチ。
ピッチ走法寄りなフォームです。
動かない中、ケイデンスを190前後で走れたのは体調が悪い中でも良かったのではないでしょうか。
ただ、骨盤だけで走っているので、ストライド幅が狭くなるのは仕方ありません。
3キロを過ぎた辺りで、少しペースアップしましたが、それもテンポアップしたことでの話で、ケイデンスが195になり、ストライドはほぼ変わりません。
足で何もしないので、骨盤を前後、上下に動かしているだけのフォームです。
5キロのランニングを終えて、インターバルをしましたが、その時でキロ3分18秒ペースでした。
ケイデンスを200まで上げて走ったのですが、ポイントとして足をストンと落として着地するのは必須だと思いました。
このタイミングがズレて、着地してから足の力で遅れた体前に引っ張るようなタイミングになるともうペースアップは難しいからです。
着地した時には体が足の前に来ていて、足を前に振り出す時に体を前に押せることが欠かせません。
タイミングがそうなっていることが大前提で、そこから押し方で走りに差が出るように思います。
少しフォームを普段の動きに戻して、ストライド幅が150センチになったことで、キロ3分18秒ペースまで戻ったのでしょう。
飛び越えるような動きをして、大股を意識するのではなく、接地で素早く足を入れ替えることで推進力を落とさないことです。
ケイデンスが190で走った時と200まで上げた時で、ペースはキロ4分30秒からキロ3分18秒ペースに変わります。
同じ中級者と言う評価でも、その中身は違います。
でもケイデンスだけを比較すると、走りに大きな差はありません。
つまり、接地時の足捌きでペースは変わるのです。
特にインターバル練習では、この捌きを意識して走りたいと思いました。