ランニングで足をどう前に振り出すべきか?

 なぜ外側から回してしまうのか?

力みが強いまま、足を前に振り出そうとすると、どうしても外側から回してしまいます。

外側から回して、思うようにケイデンスが上がった経過がないので、こみち自身は下から真っ直ぐに膝頭の軌道を意識して抜くようにしています。

骨盤と大腿骨の接合形状から、自然任せて足を前に振り出すと、どうしても外側からになるようで、それを真下から真っ直ぐに抜き出すには太ももを内側に閉じるような動きが欠かせません。

それが内転筋の役割と関係しているそうで、こみちの場合、真っ直ぐに振り出すフォームになって内腿のつけ根の筋肉が発達して来ました。

よく、つま先の向きが下向いてはいけないというようなアドバイスを耳しますが、こみちの場合は膝下の動きを意図的に意識しないので、下に向いても、前に向いていても気にしていません。

ランニング中は太もも前面を前に振り抜くイメージしか持たず、しかも外側に膨らまないようにしているだけです。

足を外側から回してしまうと、膝頭が真っ直ぐに振り出すよりも長い距離を移動しなければいけません。

当然ですが、単位時間あたりの往復回数は減るので、ケイデンスが落ちます。

そうならないようにできるだけ最短距離で動かしたいので、真っ直ぐに振り出すようにしています。

また、真っ直ぐに振り抜くことで接地時の反発もしっかりと受けられます。

回してしまうと、接地位置が安定せず太ももを押し下げて走るフォームになりやすく、消費エネルギーを減らして走れません。

加えて、足先の向きにも注意しています。

外から回してと、つま先が外側を向いて着地しやすく、結果的に膝関節も外側が向いたまま強い衝撃を受けることになります。

一方で真下から振り抜き、膝頭も進行方向に向いて着地すると、膝の痛みは圧倒的に感じません。

ランニングをして膝関節周辺に痛みを感じる場合、接地時の膝頭の向きにも意識した方がいいでしょう。



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