ランニングにおいて「太もも」をどう意識するのか?
以前、5キロという距離と朝の限られた時間という制約もあって、ペースが段々と上がっていました。
スタートこそキロ6分くらいでも、キロ5分、4分、3分と自然にというか、5キロの距離を走るロングインターバルのような感覚になっていました。
キロ3分40秒ペースでもまだ不満で、キロ3分20秒を切るくらいで安心する日々のランニングにふとした疑問を感じます。
確かに、心地よく足を回して走る爽快感は気持ちいいものですが、一般の市民ランナーの端くれが、早朝に5キロをランニングと言うにはちょっと速いペースで走る姿がなんだか笑えてしまったんです。
「レースにも出ないのに?」
そうなんです。
こみちは大会に出場するようなランナーではなく、健康維持のために趣味で走っているだけ。
そう思った時に、キロ3分前半ペースで走ることだけが目標ではないと思い始めました。
そう思ってから、ランニングのペースをキロ5分台に戻して走るようにしました。
ランニングペースが下がったことで、VO2maxも「61」から段階的に下がって、今は「53」。
言えば妥当な数値ですが、下がったことに寂しさもあります。
実はペースを落として走り始めて、無意識にしていたことが太ももを「押し下げる」意識で走ってしまっていたこと。
ガツガツと走ることで体をよく使うフォームですが、スタミナの消耗量が激しいのは事実です。
というのも、効率的に走るには、太ももを「引き上げる」意識で走ることが重要だと思っていて、それはストライド幅を伸ばし、自然とペースを上がることにも通じます。
それを思い出したのが昨日で、今朝のランニングで早速太ももを引き上げるように走ってみました。
キロ4分20秒ペースですが、太ももの使い方を変えるだけで、数日前までのペースとは変わりました。
さらに意識してフォームを続けると、キロ3分台にも入ったのですが、何分ペースで走れているかよりも、「太ももを引き上げる」という気持ちが大切だと改めて思いました。
ペースを上げ過ぎると、また以前と同じなので、ペースはほどほどに正しく走るようにランニングを楽しみます。
今回は、そんな話でした。