なぜ短距離ランナーはケイデンスが300にもなるのか?という話

こみちの場合は220だった!?

ランニングを自分なりに解釈し始めて、現状を確認する流れからMAXのケイデンスを腿上げのような形で計測した。

結果は220で、ある調べでは短距離ランナーは最大で300にもなるという。

それを知って「彼らは別者」と特に疑問には感じなかった。

でも、為末大学を視聴していて、為末さんが「短距離ランナーは一度も膝を伸ばさない」と説明していた。

どういうことか。

ランニングは循環運動なので、その瞬間に最大のパワーが出せること以上に、継続できることが優先される。

単発で終わるよりも、連続して止まらない加速を選ぶということ。

それは、膝関節の動きに現れて、着地で真っ直ぐ棒になることよりも、少し膝を曲げることで次のアクションに移行しやすなら、その方がいいということを意味する。

そして、優れた短距離ランナーは、膝関節の可動域をより狭めることで、往復(ケイデンス)をより簡単に増やしているという。

「曲げて伸ばす」ではなく、「曲がったままで必要なだけ動かす」ということだろう。

つまり、こみちが現状を確認したくて、腿上げを限界まで行ってスペックとすることは、あまり意味がないことになる。

「遊脚の引きつけ」

ただし、遊脚の引きつけはここでも外せない。

なぜなら、遊脚の引きつけができないと、足を素早く入れ替えることができない。

つまりケイデンスの伸びが早い段階で頭打ちになってしまう。

空中で両足を入れ替える動作がポイントで、この動作はこみちも練習しているけれど、最初は上手く出来なった。

つまり、こみちには未知の動きで、少なくともこれまで短距離走でもそんな動きをしないまま走って来た。

これが空中で入れ替えることを覚えたら、300までは無理だとしても、220からもう少し伸ばせるのではないかと思ってしまう。

少し着眼点は変わるけど、自転車のペダルを漕ぐ動きくらいが可動域としては適当で、ランニングしている時もあの範囲で完結できたら、もっとコンパクト早く動かせそうだ。

遊脚の引きつけの重要性は意識していたが、支持足の膝関節までは意識していなかった。

ただ膝を曲げて着地すると、腰が落ちてしまう感覚になり、足が前に出しにくい印象もある。

腰高にしたい理由にも繋がると思うけれど、どれくらいの曲がり角が良いのかも試行錯誤が必要になりそうだ。

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