キロ5分10秒ペース
今朝、ふと気づいたのは、以前とのフォームの違いです。
最近はキロ5分台で走ることが普通になり、以前のようにキロ4分や3分台で走ることが減りました。
思えば、太ももを動かす意識として、「押し下げる」と「引き上げる」の違いを分けています。
ピッチ走法は「押し下げる」と相性が良く、ストライド走法は「引き上げる」と相性がいいと思います。
つまり、最近はピッチ走法寄りで走っていて、しかもケイデンスは以前のまま低いので、結果的にペースが下がっています。
一部区間で股関節をしっかりと動かして走った時にキロ3分30秒ペースだったので、ストライド幅が伸びるとペースも向上することが分かります。
以前から触れていることですが、ストライド幅を決めるのは決して大股で走るとか、強く地面を蹴ることではなく、自重の跳ね返りにありますが、どうしても「押し下げる」という意識だけではそのタイミングを逃してしまいます。
つまり、今のフォームは空中移動の距離が短くなってしまい、頑張って走っている割にスピードは伸びません。
押し下げる意識で走ると、やはりキロ4分10秒ペース辺りに落ち着くのは、以前も経験済みです。
一次加速、二次加速の走り分けを意識して、一次加速的な動きを重視したことで、全体的なペースも下がってしまったのでしょう。
実際、今後のペースが改善されるようであるなら、太ももを動かす時は「引き上げる」意識で走る方が中長距離走に合っていることになるでしょう。