ファンランとは？
ひと言で言えば、心地よいリズムで走ること。
人によっては、キロ４分ペースでもファンランだったりするので、ペースでは判断できません。
こみち自身は、ずっと歩き続けるよりも、軽く走って移動を済ませて長く休憩した方がずっと楽に感じます。
つまり、運動負荷は軽いから楽とは言えなくて、心地よい負荷で走れれば、それがファンランだと思います。
体調にもよりますが、心地よくて走っている満足感が得られるのは、キロ６分から４分30秒くらいのペースです。
これよりも遅いと、動き続ける時間の割に移動が遅く感じて疲れになりますし、これ以上速いと運動負荷が高くて動きそのものに疲れます。
なので、理想はファンランにもう少し速いペースが加わると、気持ちいい爽快感と満足感の両方が得られます。
ファンランからもう少しだけランニングっぽくするヒント
心地よいリズムだけを考えるなら、どんなペースのランニングでも構いません。
しかし、あるポイントを押さえて走ることができると、心地いいだけではなく、走った満足感も得られます。
それが「乗り込み」を意識したランニングで、例えるなら地面から生えた空き缶を真上から潰しながら走るような感覚です。
空き缶の大きさは様々ですが、約５センチ程度の高さの缶を真上から足で踏みつけるイメージなので、前に出した足でそのまま踏みつけるのは難しいでしょう。
上からしっかりと踏みつけるには、歩幅を少し狭めても、しっかりと足を上まで振り上げて、真下の缶に狙いを定めて欲しいのです。
許されるなら、地面にチョークでマークを書いて、それをしっかりと踏みつける練習をすることで、上から落とす感覚が身につきます。
この動きは、ランニングをランニングらしくする欠かせない動きで、意識して練習しないとできるようにならない動きでもあります。
確かに一般的なランニングであれば、それほど足を地面から上げなくても走ることができます。
もちろん、踏みつける動きを取り入れ場合でも活かせるのですが、足を上げない方法でも走れてしまいます。
しかし決定的な違いは、接地時に膝関節を圧迫し難いことで、踏みつける動きは走ると膝関節が痛くなるということが少なくなります。
踏みつける練習は、確かに地味なランニングで、練習中は運動経験が少ない人ほど、ちょっと恥ずかしく感じかもしれません。
できるならっぽく走りたいですから。
でも、っぽく走ろうとして歩幅を広げて走るほど、踏みつける動きができていないと膝関節を傷めて走ることができない期間が長くなります。
１ヶ月で走れなくなってしまうくらいなら、少し準備に時間を掛けてでも、踏みつける動きを覚えてしまった方がランニングを長く楽しめます。
おすすめです。