キロ6分ペースを活かしたランニングを考えた話

 あなたは「キロ6分ペース」で走れますか?

ランニングの初心者にとって、「キロ6分ペース」は必ずしも余裕のあるペースとは限りません。

こみちの場合、ランニングを始めたばかりの頃は、キロ8分ペースというも多く、キロ6分ペースは一時期走れてもそのペースをキープすることができませんでした。

なので、その頃の経験を考えると、キロ6分ペースで走るのは決して楽なことではないでしょう。

キロ6分ペースとは?

ケイデンスが180spmで走れるなら、キロ6分ペースにも到達できるのではないでしょうか。

これもランニングを始めたばかりの頃に思ったことですが、「180spmってめちゃくちゃテンポが早い」ということ。

こんなに早くと思うほど、腕を素早く振らないと180spmにはなりません。

つまり、180spmに慣れることがキロ6分ペースに到達する目標になります。

もう一つの方法は、ストライド幅100センチに到達し、ケイデンスは165spmでゆったりしたタイミングで走れること。

180spmでテンポよく走る方法に比べるとストライド幅を伸ばして走る方法とは、走り方がかなり違います。

ピッチ走法とストライド走法と呼んでもいいくらいです。

キロ6分ペースをキロ5分ペースの練習に使う!?

キロ6分ペースのランニングで、ピッチ走法で走ることとストライド走法で走ることの両方に慣れれば、それだけ柔軟なフォームが身につきます。

例えばキロ5分ペースまでペースアップを考えた時も、180spmのケイデンスを190spmまで引き上げる練習も有益でしょう。

一方で、100センチだったストライド幅を110センチ伸ばすには何が必要かを考えてもいいはずです。

計算上、キロ5分ペースはストライド幅100センチ、ケイデンス200spmでようやく到達できる難易度で、キロ6分ペースと比較して1分間あたり30メートル以上も差ができます。

それだけにキロ5分ペースをキープするランニングは簡単ではありません。

ケイデンス200spmはかなり足が回っているので、スピードをキープさせるならストライド幅が110センチ以上ないと困難でしょう。

こみちは110センチくらいのストライドでケイデンス180spmで走れるパターンとストライドを120センチまで伸ばし、代わりにケイデンスを160spm台まで落として走ることも。

体調によって合わせやすいフォームが異なるので、同じペースでも何を活かしてスピードに繋げるのかは異なります。

つまり、キロ6分ペースのランニングでも、テンポを早くしてみたり、一歩ずつしっかりと走ってみたりとフォームの幅を広げることで、いろんなフォームができるようになります。

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