ランニングレベルの向上は「地味練」!?なのかという話

 雨の日の練習を考えてみたら

雨の日、ランニングするかしないかで悩み、表に出た時から降っていたら走らないようにしています。

今日がそんな日でした。

そこで、ランニングできない時にどんな練習をすればいいのか、こみちなりに悩んで導き出した練習が「腿上げ」です。

方法は二種類あって、1つ目は「ベースポジション」からゆっくりと動き出してまた「ベースポジション」に戻すというもの。

兎に角、ゆっくりと体を動かすので、体幹トレーニングには最適です。

今日の場合、トータルで約400回くらいしたでしょうか。

太ももを地面と水平に上げるよりもさらにキツい、できるだけお腹に近づけることを目指して行ってみました。

もう1つが、足を地面から20センチくらい持ち上げて、リズミカルに足踏みする動き。

これはケイデンスが210spm前後のリズムで15分間行ったのですが、ポイントは前足部だけで着地したことです。

実際に行うと分かりますが、その場の足踏みだとしてもケイデンス210spmのテンポでは、接地感はかなり短く、前足部で触れて踵までべったり着地している余裕はありません。

フォアフット走法にも通じる動きですが、前足部で重心を支えて、そのまま地面を押し込むように踏み込むことで、強い踏切の練習にもなります。

動いていないので何とも言えないですが、感覚的にはキロ4分30秒から5分台あたりで走っているような動きで、テンポが早いのでピッチ走法で走っているような気分でした。

ただ、実際に走っているよりも、慣性が働かないので、毎回足を持ち上げて下すという動きがとても大変に感じました。

走っている時の方がずっと楽です。

今回、腿上げの動きを使って練習したのですが、太もも前側の筋肉をたくさん使いました。

ランニングしている時よりも、積極的に前側の筋力を鍛えている感じです。

その辺りは、実際のランニングとは異なる動きなのでしょう。

いずれにしても、雨で走れないモヤモヤした気分も、体を少し動かすと気分転換にもなります。

デスクワークが多い人や気分転換したい人などは、腿上げを使った動きで練習してみてはいかがでしょう。

前太ももを使うことは、上り坂を駆け上がる時などにも有効ですし、荒れた未舗装路を滑りながら走る時にも役立ちます。

反発を使ってテクニックで走るのもいいですが、ガツガツと一歩ずつ掻くように進む走り方も知っていて損はありません。

心肺機能やスタミナの方は、普段のランニングと比べて特に違いは感じませんが、脚力の消耗はランニングするよりも激しかった気がします。


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