最近意識していること
最近、ロードだけでなく未舗装の道も走ったりします。
アスファルトとは異なり、表面に砂利がある場所はとても滑りやすくて、それこそロードで掴んだコツが活かせませんでした。
しかし、結論を言ってしまえば、そのコツが大きな誤解で、ある意味で誤魔化していたということです。
そして、ランニングではなくスプリント的な動きにも興味があって、その動きを模索する中で意識が変わった部分も多いです。
スプリント的なフォームを習得する時に、なぜウェイトトレーニングも必要なのかが理解できました。
ただ未だに左ふくらはぎの痛みは残っているので、無理はしたくありません。
走っていると欲が出て、スピードを上げるだけでなく、動きとしてスプリント的になってしまうことで負担を長引かせているように思います。
少しペースアップは我慢して、ランニングの時はフォームの確認に努めます。
骨盤の上下動
ストライド幅を今よりも広げられたらと思うランナーは多いと思います。
こみち以上にストライド幅が広い方も大勢いるとは思うので、何を今さらと言われてしまうかもしれませんが、80センチ、90センチ台だった頃から伸ばすことができたのはフォームを作ったからです。
つまり、ランニングの頻度や距離を増やしても、走り慣れることはありますが、ストライドが多く拡大することはないでしょう。
なぜなら、股関節まわりの筋群をしっかりと使うためには、先ずストレッチから始めて、動きを理解し、練習で習得するという段階が必要だからです。
そして、こみちの場合は約1ヶ月を掛けてフォームを作りました。
特に初期段階では、元々のストライドよりも狭くなって、それでも動きを覚えるまでは諦めませんでした。
その結果、100センチのストライド幅は、軽いジョギングでも出てしまいます。
これはスポーツのあるあるですが、「コツ」を知るとそれが当たり前になり、知らない頃は全く異なる理解で行っていたりします。
今、こみちの左膝内側にキズがあるのですが、そのキズは右足のシューズがぶつかってできたものです。
つまり、ランニングで足がそこまで上がっていて、しかも軌道がそれだけ内側を通っているということに気づきます。
体幹のブレが起こるからぶつかってしまうのですが、そこまでシューズが上がっているということは、膝の位置や足の振り出し方もおおよそ確認できるでしょう。
そして、股関節を中心に動くようになれば、ストライド幅は一気に伸びます。
膝下だけで進んでいた推進力が、体全体に変わるので、やはりスピードもスタミナも向上するのは当然です。
そして、肝心なのは骨盤の動き。
ランニングと聞いて、足の動きに着目されるのは分かりますが、今は骨盤の動きが大切だと感じています。
意識として着地した軸足をさらに地面に押し付けるような動きがあって、それはとても一瞬なのですが、その時に骨盤を押し下げます。
でもこの動きは、そもそもの前提としてヒールストライクやフラット、フォアフットなどを使い分けていることが必須で、スピードによってフォームも変えられないと難しいはずです。
というのも、踵接地している段階で、乗り込みのポイントが早くなり、その場合には骨盤の上下動は効果がありません。
つまり、フラットかフォアフットで着地している時に行う動きです。
なんば走りを見ているとここでお伝えしている動きが含まれているので、youtube の動画を見てみると何か新たなランニングフォームのキッカケになるかもしれません。
弾めるとワープしている感じがして楽しい!
弾むという感覚は、履いたことがありませんが厚底シューズで走っている感じに近いのでしょうか。
こみち的には、追い風で走っている感覚に似ています。
足を回している感じと進む感じに差が起こり、景色が早く過ぎ去っていきます。
感覚としてはキロ2分台のペースになると感じて、足が勢いよく回転しています。
キロ3分台のペースでは、速く走っているという感じはしますが、弾むような感覚にワープしているような錯覚までは起きません。
でもこの動きも、根底は骨盤の上下動から始まっています。
例えば片足で台の上に立ち、反対側の足は空中に置きます。
そして軸足側の骨盤を意識させて、空中に浮いた反対側の足を上下に動かしてみましょう。
その動きをランニングフォームに取り入れれば、こみちの場合はスピードアップできました。
そしてストライド幅も自然に伸びて、普通に180センチを超えます。
誤解して欲しいないのですが、始めた頃は本当にストライド幅が80センチや90センチ台で、100センチを超えたくて、大股歩きもしたりして、結果的に今のフォームに辿りついています。
だから、誰にもできるとは言いませんが、手順を踏むことで結果を引き寄せられるとは思います。
そして、ランニングも足を前に出している運動ではないと理解した時に、練習方法も変わってくるでしょう。
この気づきって、ランニングを新たな方向から見るキッカケになるので、走るって楽しいなぁとまた思うことができました。
だから、理解したことを試してみたくて、ランニングしたくなります。