ランニングの楽しさを教えられた話

 こみちのランニング知識はyoutubeから

現時点でのランニングの成長を経て、過去に観てきたランニング系チャンネルの多くの解説はとても貴重なアドバイスを惜しげもなく伝えてくれていたと気づきます。

具体的なチャンネル名はあえて伏せますが、ランニングの向上は足さばきにあると考え、いかにスムーズに足を前方に送り出せるのかを教えてくれたりしました。

下り坂をダッシュで駆け降りるような場面で何気なく走ってしまうと、一歩ごとにスピードが上がらないように踏ん張ってしまうでしょう。

それでは下り坂を100回降りたとしてして、足さばきを覚えることはできません。

一方で、まだ経験の浅い段階で取り組もうとしても、転倒するリスクも高いので危険です。

「どのタイミングで始めるべきか?」

それをしっかりと見極めるなら、ランニング好きな愛好会などに参加し、経験者の判断を仰ぐのも一手です。

こみちの場合は自己判断でしたが、限界を超えて転倒しそうになったりもしつつ、幸いにも大きなケガはしませんでした。

特にランニングを始めて3ヶ月くらいは、急激なパワーの発揮を封印し、それこそリミッターを課して走っていました。

3ヶ月後であっても、パワーを出すのは3歩だけとか、5歩だけという感じで、実際、今でもスタートダッシュは一気に爆破させるような出し方はしません。

それは急激な負荷によって筋肉を傷めないための工夫です。

とは言え、手探りで練習しているので最初の頃は膝を痛めたり、その後はふくらはぎやハムストリングなども傷めたりしながら、今に至ります。

そんなルールを踏まえながら、コツコツとyoutube で知った知識を練習で試して今のフォームを獲得したのですが、運動経験のないこみちにしてはこの一年で(実際には来年2月で)随分とランニングフォームもできて来たと思っています。

昔とは違い、「やってみたい」という気持ちがあれば、方法はyoutube で見つけられます。

そして、初級レベルまでなら先ずそれだけでも十分だと思いますし、さらに中上級者を目指すとしても、どんな知識や経験を求めるべきかが分かるでしょう。

参考になるのではと思うポイント

先ず「キロ〇〇分ペース」という言葉に焦り過ぎないこと。

しかしながら、キロ〇〇分ペースには初めて到達した時ともっと速いペースまでできて練習で使うのでは全く意味が違うことも知っておくことです。

例えば、学生時代にこみちと同じくらいのタイムで走れた人であれば、段階的に練習することでトップスピードだけならキロ2分30秒のペースまでなら到達できるでしょう。

ポイントは足さばきで、いかにスムーズに足を運んで行けるかにあります。

そこまで足さばきに慣れると、スピードを出すという意味ではキロ4分ペースもそう高いハードルではありません。

誤解ないように補足すると、ランニングを始めた頃はもちろんキロ5分ペースでも走ることができませんでした。

できるようになったのはランニングを習慣にして2ヶ月後くらいからです。

その後、キロ4分40秒になり、キロ4分30秒、キロ4分20秒とあるキッカケの度に少しスピードが一気に上がってを繰り返し、キロ3分台になってからも段階的に上達しました。

ダッシュで出すこととランニングの流れで一気にスピードを出すのではまた走り方が違いますが、ランニングの流れでスピードを出せるようになると、逆にキロ5分ペース、6分ペースでしっかりと走る意味にも気づきます。

速く走るには、無駄なことを無くす必要があります。

言い換えると、無駄な着地や足さばきをしているかぎり速く走れません。

それが理解できたのは、改めてキロ6分ペースでランニングをすると、「待ち」の時間が増えたように感じたからです。

つまり、キロ4分ペースもキロ6分ペースも動作に掛かる時間は同じなので、時間的に余裕があるキロ6分ペースでは何もしないで待っている時間がランニング中に多くなります。

それだけ余裕を持って体の動きやポジション微調整する時間も多いということ。

なので、キロ6分ペースで頑張って走っていた時と今のフォームではかなり違って見えるのは、速いペースで走ることを覚えたことで必要な動作と省くべき癖を区別できるようになったからでしょう。

しかも、これらの話もランニング系チャンネルで紹介されているので、彼らがアドバイスとして「〇〇するといいですよ!」という言葉をキッカケに、なぜなのかを考えると改善点が見えて来たりします。

その意味では、自分で考えて練習することが好きなこみちのようなタイプもいるでしょうし、逆にあれこれと試行錯誤するよりもしっかりと教わりたいと思う人はランニング教室などで指導を仰ぐべきです。

遠回りしてでも、的確な指導を受けた方が結果的に満足度も高くなりますし、何よりもケガや故障によるリスクを回避しやすいことも理由です。

例えばキロ4分ペースで10キロ走

例えばそんなペースで走るランナーがいたら、ランニングを始めたばかりの頃なら「上級者だ!」と思ったに違いありません。

でも今は必ずしもそう思ったりはしなくて、「練習は通過点」という風に感じます。

つまり、メインの練習がキロ6分ペースだったとしても、いろんな意図を持って練習すれば効果はあって、逆に反発力の強いレーシングシューズを使って、キロ4分ペースで走っているだけでは根本的に成長が見込めないことも起こりえます。

「何を大切にするのか?」を考えると、キロ4分ペースで走ることの意味は大きくありません。

何が言いたいのかというと、モチベーションという意味ではキロ〇〇分ペースで走ることも大切ですが、実際には4分も5分も6分も大きな違いはなくて、現状の練習に意味があるならそれでよくて、何も無理してまでこだわる必要はないと感じます。

自慢でも何でもなくて、練習方法と体の準備が整って来ると、こみちのように思い切り走ればキロ3分台や2分台のスピードにはなりますし、キロ4分ペースでも1キロや2キロなら走れるようになるので、さらに長い距離を目指すならそこに向けたトレーニングをすればいいだけだと思います。

焦らなくても、こみちくらいまでは誰でもできるレベルですし、もっと恵まれた素質があれば、さらに短期間でもっと高いレベルになっているでしょう。

つまり、キロ6分ペースでしっかりと走れるようになれば十分だと思っています。

そのためにキロ5分ペースのフォームを知り、さらに戻ってキロ6分ペースで走る余裕に繋げれば、ランニングがもう一段、楽しめるはずです。

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