改めてフォーム作りに着目してみる
「型」を作ることで、無意識な状況でも効率的なランニングができる。
無駄な力を削ぐことで、スタミナの温存にもつながる。
だからこそ、フォーム作りが大切になると思うのだが、こみちにとってはまだキロ4分半ばまでとキロ4分ペースより速い時のフォームは別物になっている。
そこで、両者のフォームを見直し、新たなフォームを考えていた。
ポイントは上下動!?
これだけの指摘で、「そりゃそうだ!」と共感してもらえらた嬉しいのだが、最もシンプルな言い方をすると、足を上下させる意識だけで、両者のフォームを繋ぐことができる。
例えばランニング未経験の人が「上下動」という説明だけで、伝えたいポイントを理解してもらえるのかは怪しい。
こみちのようにランニングを半年くらい続けていて、キロ4分から3分中盤くらいで走ることができる人なら、きっと同感してもらえるのではないだろうか。
足を上下動する意識と言っても、実際には前に振り出す動作になる。
しかし最初から前に振り出す意識だと、足を持ち上げて再び着地するまでの軌道が低くなってしまう。
そこで、上下動する意識を持つと、膝をしっかりと上に持ち上げられ、しかも踵がある程度持ち上がり、さらに膝が頂点に達すると膝下がスムーズに前に振り出せる。
これらの動きが、未経験からすぐに理解してできるのかが分からない部分だが、以前からこの動きでスピードが出せるという経験をしていた。
具体的には、キロ3分20秒前後のペースまで上げられる。
しかも動きがとてもコンパクトなので、ケイデンスも高くできて、ストライドも伸びる。
つまり速く走れない理由がどこにも見当たらない。
実は試してみた!
走るのを控える状況ではあるが、今朝も少しだけ走りを試してみた。
方法は2つで、1つは停止状態からの加速で、もう一つがキロ5分ペースからの加速。
上下動の意識で行ってみると、やはりキロ3分前半まで一気に上げられる。
さらに言えば、今回ハムストリングを最大限に使わない状況でも、キロ2分40秒まで上がっていた。
これはこみちの全速力に近いスピードだが、足の抜けがとてもスムーズで、体の動きをとても効率的に行えることにも繋がっている。
キロ3分中盤くらいが無理なく走れることも分かった。
しかも、上下動の幅を控えれば、ペースをもう少し落として走ることもできる。
この意識だけでも、かなりゆっくりのペースから速いペースまでカバーできるかもしれない。