朝から調子が悪くて…
とりあえず走って来ようという感じで、今日は走りました。
短い時間で、ある程度の運動負荷を得たいと思って、最初から飛ばしました。
キロ4分35ペースで3キロ弱。内1キロ区間は3分42秒ペースでした。
狙い通り心拍数も161bpmまで上昇しましたが、暑さもあって体が熱くなって、一気にバテてしまった感じです。
ランニングをサササッと終わらせたくて、水分を持っていかなかったので、この暑さとバテ具合ではとても課題を達成できそうにありません。
途中で、「暑い」「暑い」と言いながら、走ったり歩いたりで散々でした。
そこからはキロ7分ペースで、ランニングというよりも帰宅するために走ったという感じで終わりました。
パワーポジションを知っていますか?
ランニングで「乗り込み」が大切なのは大前提ですが、その「乗り込み」動作の中で、最も力を発揮できる位置関係を「パワーポジション」というらしいです。
例えばキロ4分ペースのような、今のこみちには速いランニングが効果的なトレーニングだけが効果的ではなく、その前提に体幹トレーニングや股関節の柔軟性があるように、何か目的のトレーニングがあった時に基礎トレーニングが伴わないと効果は薄れます。
つまり、「パワーポジション」も「乗り込み」ができてこそ考えることで、こみちの場合、ようやく「パワーポジション」を意識する段階が訪れました。
このパワーポジションを考えるようになって、例えばスピード練習をした時に、以前ならキロ4分10秒ペースだったのが、同じ流れで3分40秒台になりました。
筋力がアップして速くなったというよりも、体幹トレーニングやパワーポジションの理解が深まったからだと思っています。
ケイデンスが190で、ストライドが142センチになっているので、100センチだった頃と比較しても単純に1.4倍はスピードアップして計算です。
少しこのパワーポジションについて説明すると、軸足と遊脚の入れ替えのタイミングで、最も推進力が得られる時のフォームポジションを指すますが、その前提である体幹が安定するとピンポイントでタイミングを合わせられるようになり結果的にストライドが伸びます。
例えば、このパワーポジションだけを意識して走ることで、以前はキロ6分ペースだったリズムで、乗り込み動作を意識するようになってキロ5分20秒くらいになり、さらにパワーポジションをヒットさせるとキロ4分40秒ペースくらいになります。
ただキロ4分40秒ペースで走るためには、パワーポジションでの推進力をキッカケに、全身が連動しているからの話で、乗り込みはもちろん、股関節の動きや広背筋の活用など、さまざまな機能が最適化されて到達できます。
言えば、キロ4分40秒ペースの動きをさらにシャープにして行くと、こみちの場合はキロ3分40秒くらいまで上昇し、それ以上になると乗り込み動作が遅れて来てパワーポジションから外れてしまいます。
言い換えると、体幹や筋力がさらに伴えば、さらに速度を増すことができるでしょう。
同時に中長距離走ではスタミナの向上が必要になって来るのですが…。