やっぱり「厚底シューズ」は「ターボ車」だ!という話

 日曜日ということもあって

いつも走っているコースにも、多くの一般ランナーやスポーツ自転車で走る方が大勢いました。

そんな中、ある男性ランナーがこみちを追い抜いて行き、結果、彼のフォームをしばらく眺めながら走っていました。

多分、キロ5分台とか6分台くらいで走っていたこみちですが、ケイデンスは170台で、あまり速いペースではありません。

しかし、抜いて行ったランナーはピッチ走法系の走りで、ふくらはぎの筋肉がよく動いているのが分かります。

しかもアシックスのオレンジ色のカッコいい厚底シューズで、雰囲気的にキロ4分台で走っている感じです。

ストライドが伸びているというフォームではなく、でも確実に速く走っている訳で、「厚底シューズってターボ車じゃねェ!?」と後ろから見ていて一人で突っ込んでいました。

youtube でも、キロ4分台を涼しい顔で出している方が大勢いますが、仮にケイデンス200だとしても、ストライドが120センチ以上で走れてしまうのでしょう。

後ろから見て確認したポイントは、「軸足に乗り込んで走っているか?」という部分でしたが、パッと見た感じ、そんな些細なことなど関係ないくらいのイージーさで走れています。

キロ5分20秒→キロ4分20秒へ!?

イメージとしてはこれくらいの違いを感じました。

ちょっと頑張れば、キロ5分ペースは簡単にクリアできる印象です。

つまり、まだランニングを始めて間もない初心者でも、厚底シューズを使えば、かなり速い段階でキロ5分ペースになるでしょう。

何なら膝下だけを動かし、着地で真下に着けなくても、それさえカバーしてくれるくらいの簡単さで、ペースアップできる印象です。

例えるなら、こみちはマニュアル車に乗って、エンジン回転に合わせてギアを何度も変えて走っている。

でも隣ではオートマ車に乗った人がいて、アクセルペダルさえ踏めば、こみちなんかよりも圧倒的に速く走れてしまう。

それくらいの差でした。

陸上競技という枠で、自身の運動レベルを向上させることを目的としているなら、それこそギアをどう変えれば速く走れるのかも練習するべきでしょう。

しかし、週末に運動不足を解消したいということであるなら、初心者でも扱いやすい厚底シューズを履くのもありでしょう。

なぜなら、特に難しいことを意識しなくても、すぐに平均レベルのペースで走れますし、少し慣れてくれば、こみちがほぼ全力で走るペースくらいでも、まだまだ余裕で走れてしまうでしょう。

それくらい、厚底シューズを履いたランナーは楽そうで速かったです。



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