夕方に5キロ走って来ました!

 タイムは26分19秒で記録更新なのですが…

そもそも「5キロ走のタイム計測をするぞ!」と思って走ったのではなく、「朝、走っていないので走ろうかなぁ」という思いつきからのランニングでした。

とは言え、走れればいいということではなくて、「遊脚」を引きつける走り方と「乗り込み」「臀部によるプッシュ」を意識して走ってみたかったから。

身体の怠さも根本的に解消したわけではありませんが、走り出して「重い」という意識よりも「走れる」という前向きさの方が強くて、キロ3分台まで一気にスピードが出せました。

いつものコースまでの移動区間で、普段なら歩いたり軽く小走りしたりで移動するのですが、家の前で準備運動を済ませていたので、気持ちに任せて走っていたという感覚です。

いざ、コースに着いて走り出した時も、「5キロ走のタイムを出すぞ!」と意気込んだのではなく、普段通りGPSウォッチで計測して気ままに走り出し、今日は「遊脚」の引きつけを意識してみようとだけ思っていました。

正直なところ、「乗り込み」と「遊脚の引きつけ」ができていると、キロ3分台になります。

もっと精度が上がるとストライドが伸びて、「キロ2分台」にもなるでしょう。

しかし、こみち自身の走力が上がったことで、少し乗り込みが遅れても、引きつけが遅くなっても、元気な時は力技でキロ3分台を保ててしまいます。

ここに大きな課題と落とし穴で、イメージとしてはスキーで滑走している時に似ているのですが、前荷重が出来なくなるとスキー操作が破綻するように、ランニングでも走り方として異質になってしまいます。

つまり、「乗り込み」を曖昧に覚えるのではなく、ペースを落としてもしっかりとフォームとして身につけることが大切で、これを覚えてないとタイムはもうそんなに伸びなくなってしまうでしょう。

今日の5キロ走もタイムを出したいと思って走ったのではなく、ペースとして確認しながら、身体が遅れないように前で前でと意識して走っていただけです。

今回のランニングで、ストライドの最大値が146センチでした。

でも、もう少ししっかりとできるようになれば、150センチを超えると思います。

それは以前の時同様に、大股で走るというようなことではなく、「乗り込み」と「遊脚の引きつけ」をしっかりと行うことで、ランニングの質が変わると思っています。

ストライド走法で走るとゆったりと見えますが、ストライドが伸びたからそう見えるのだと思っていましたが、最近走っていて思うのは着地するタイミングが今までよりもワンテンポ遅く訪れるので、それを待っていると結果的に飛んで走っているように見えるのでしょう。

いずれにしても、今、イメージしていることができるようになると、これまで以上にスピードが出せるフォームになると思います。

そのためには、今のタイムアップを焦ってしまうのではなく、しっかりと基本動作を覚えること。

それに尽きます。

最高速度はどこまで出るのか?

5キロ走のあともそのまま流れでランニングを続けました。

キロ4分30秒でどれくらい走り続けられるのかを試したら、気持ちが折れて500メートル過ぎで失速。

少しペースを落として、息を整えてから今度は最高速に挑んだのですが…。

軽い腿上げのような動作から、前傾を強めながら大きく身体を使って弾むように走り出し、最初は2割くらいの気持ちで、そこから段々とパワーを上げて、最高速を目指しました。

ところが、感覚的には6割くらいで、(肉体的には8割)右のハムストリングに一瞬違和感を感じ、すぐに脱力してパワーを解放させました。

それこそ、キロ3分台で走る時よりも、瞬間的に全力で走る方が故障も起こりやすいし、ケガもしやすいので、現時点のスペックを知りたいけれど、そこは慎重に行う必要がありそうです。

500メートルほどゆっくりと走って、軽い登り坂でもう一度ダッシュをしようと思って、数歩でやめました。

本当にケガしそうだったから。

なんだか、トレーニングも以前ならいきなりでも出来たのに、段々と準備をして体調を確認して行うような配慮が必要になって来た感じです。

焦って無理をすると、ケガをしそうに思いました。

スピード的にはキロ5分ペースまでは割と準備もいい加減でいいのかもしてませんが、キロ4分、3分となって来るに従って、運動前と後のケアが大切です。

目指す方向性に確信をもてましたが、そこを克服するのは容易ではありません。

単純に課題が難しいというだけではなく、体調に合わせて、上手にトレーニングを組み合わせる必要があるからです。

今回、結果的に5キロ走のタイムを更新できました。

嬉しいことではありますが、「あれだけいろいろ試していたのになぁ」と思えるほどタイムだけにこだわっていなかったので、基礎練がやはり有効なんだと思ってしまいました。


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