「 車旅」チャンネルで
車旅チャンネルのメインテーマとして、「美しい景色」を映像として紹介することはできないだろうか。
これはそんなチャンネルをいくつか視聴した感想ではあるが、「美しい景色」では勝算は見込めないと思う。
確かに一定数の視聴者は期待できるし、プロのカメラマンや映像クリエイターが、自身のプロフィール紹介を兼ねてチャンネル運営するようなポジションが最適だろう。
しかし、YouTube をメインに活動するのであれば、どうやら「美しい景色」という言葉では視聴され難い。
特に、カメラによる写真撮影をスライドショー的に見せるタイプの動画になるとほとんど可能性は0だろう。
カメラでも映像分野の方が、視聴される可能性は残されていると思うけれど、「スマホでそれなりに撮れてしまう現実」から、どうチャンネルの良さをアピールするのかが意外と手詰まりになってしまう。
スマホでは難しかった設定、例えばレンズ交換による焦点距離の変更やシャッタースピード、露出など、一眼レフカメラのような本格的なものでしか撮れない景色も、今ではスマホでかなり広範囲に網羅できている。
逆にカバーし切れない部分を探したとしても、そこに視聴者の関心を集められるのかは疑問だ。
それは正に「美しい景色」にも言える部分で、確かに美しい景色には感動もする。
でも、どれくらいの人がその景色を眺め続けてくれるだろうか。
もちろん、そのクオリティー次第では、飽きさせないこともできてしまうとは思うが、やはりこれから参入するには簡単とは言えない。
認知されている「ワード」を使って
例えば、「キャンピングカー」と「125ccバイク」では、視聴されるのはバイクの方だと思う。
しかもこれからキャンピングカーを購入するのだとしたら、初期投資という意味でも、「バイク」というワードでチャンネル運営を始めるべきだ。
言い換えれば、「キャンプ飯」でも「遊園地探訪」でもいいけれど、潜在的にどれくらい関心度が見込め、そのコンテンツを継続的に発信できるのかがポイントになる。
いきなり「車旅」チャンネルとして運営を開始するよりも、最初は「125ccバイク」のような内容からスタートして視聴者層を増やし、ある程度の方向性が伝わった段階で、「車旅チャンネル」へとシフトするのだ。
つまり、毎回キャンピングカーに関する動画ではなく、メインテーマは別にして、そこでしっかりと囲い込みし、その上で、「料理」や「家電」など、関連する話題も盛り込んだいくスタイルだ。
とは言え、そもそも論だが、YouTube は新規参入者が夢を見られるプラットフォームだろうか。
どこか成熟しているようにも見えるし、変化しているのも、その成熟さの上にあるようにも思う。
つまり、一台のカメラを使って、何かしている様子を漠然と撮影しても、もう視聴されることはない。
「YouTube 」も仕事探しに似ていて、「何でもします!」と受け身で始める時代ではなくなった。
何かの専門家という肩書きがあって、又は既に認知された芸能人やYouTuber と言われる人が、活動できる。
5年くらい前なら、素人目線での商品レビューも視聴者の欲しい情報を提供したことで活躍できた。
彼らが人気YouTuber となり、でも同じことを今から始めても、もう固定化された視聴者層を奪うことはできないだろう。
とは言え、これから始める人ができる可能性があるのは、やはり「バイク」や「料理」のような分野で視聴者を集めるか、得意な分野で独自の面白味を売り出すかしかないだろう。
最近、YouTube のアプリを開いても、同じようなチャンネルしか表示されない気がする。
何か調べたいことがあって、検索しチャンネルを見つけることもあるけれど、それだって気になる「ワード」があるから見つけたに過ぎない。