本当に「自由な生き方」を手に入れるには?

先ずは 想像してみよう

もしも、今目の前に「10億円」の現金があったら…。

貴方は何を考えるだろうか。

「本当に自分にお金なのか?」みたいなことはもう終わった後だ。

多分、そのお金を使えば、生涯食べ物や寝る所で困らないと思うだろう。

だとしたら、「どう生きるのか?」に行き着くのではないか。

こみちを含めて多くの人は「どう生きるのか?」を考える前に、「どう稼ぐのか?」が先に待っている。

「自由に生きる方法」を考えるにも、「稼ぐこと」で一生を終えると言っても言い過ぎではない。

我々にとって「働く」とは何か?

中高年と呼ばれる年代になったこみちは、すでに「老い」とも向き合っている。

昨日できることが、今日、明日もできるとは限らない。

つまり、「働く」と言っても、昨日までできた仕事がこの先、いつかできなくなる日がやってくる。

こみちは介護福祉士という介護系の国家資格を取得していて、老人介護の現場も経験した。

悲しいことだが親しくさせてもらった高齢者との別れもあった。

彼らは笑顔でとても優しく、そして「まだまだ一緒の時間を過ごしたい」とも言ってくれた。

「親友だ」「もっと若い時(現役時代)に会いたかった」と言ってくれた人もいる。

人生には限りがあるから、それこそ順番ではあるけれど、こみちもあと20年くらい出会う時期が違っていたら、親友としてもっと深く親交を深めたいと思えた。

言っても、あと30年、40年もすれば、こみちも同じような年齢になる。

意外と時間は無いのだと気付かされる。

そしてもう一つ言えるのは、老いてしまうと「お金」は役に立たない。

もちろん介護施設に入るのにもお金が必要だが、高額な老人ホームだからと言って親身なサービスを受けられるかは誰にも分からない。

言うなれば担当してくれた介護士がどれだけ親身になってくれるのかに掛かっている。

例えば、都心で介護士として働くと、時給は1200円くらいだろう。

もっといい場合もあるだろうが、人の最期の寄り添う仕事だと考えると高い金額ではない。

もしも「自由な生き方」を目指しているなら、介護士の仕事でいろいろと学べるが、それでは十分に稼ぐことは難しい。

いかに「効率的に稼ぐのか?」を考えてみたけれど

「自由に生きる」ためには、「効率的」でなければいけない。

つまり、「固定化」や「一対一」のような対応ではダメだ。

介護士の仕事もそこに含まれる。

飲食店。コンビニ。サラリーマンもそうだ。

そう考えると、多くの職業は、「自由」とは無縁だと気づく。

じゃあYouTuber はどうか?

しかしこの選択肢を選べるのは、TOPクラスの人たちで、冒頭でいる「10億円」を突破できた場合だ。

ポイントは自発的にビジネスモデルを作れること。

これまでの収益方法を真似て来たタイプは、転用出来ずに一気に落ちてしまう。

もちろん、そこでサラリーマンに戻れれば良いのだが、「普通」ができないからこそというタイプもいるだろう。

それこそ「天職」という人も多い。

数日前、テレビ番組で「松ぼっくり」を売って稼ぐ人が紹介されていた。

「松ぼっくり」が売れるのか?ではなく、「売り方」に注目するべきだ。

つまり、「難易度の高い資格だから稼げる」と考えるタイプは、稼げない人。

稼げる人は、「稼ぐには」から資格を探す。

確かにという発想だが、人は見栄を張るし、難しい資格を勉強していると頭がいい優秀な人にも見える。

しかし、最後の最後は、「手」を出すことに行き着く。

頭で考えることでは解決できない。

行動し、手間を掛けて動けることでしか何も変えられない。

それは非効率で、大変なこと。

介護の仕事でどんなにキレイゴトを並べても、介護士が手間を惜しめばその施設のサービスは一定水準を超えたりはしない。

しかも、あまり高い金額ではない報酬で頑張るのだから、「やりがい」をどう感じられるかに目を向けないと始まらない。

優しくしても当たり前だという態度をしてしまう高齢者も多い。

「老いる」という現実でさえ理解できない人は一定数存在し、そんな人に「感謝して欲しい」と言っても理解できない。

「あの人、横柄だから親切にしたくない」

介護士も人。

そう思うこともある。

でも、「自分のために」も親切にする。

輪廻転生が存在するなら、今世では学ぶことなく人生を終える人も、次に生まれ変われたら学ぶことができるかもしれない。

もっと言えば、「気づかない」幸せもある。

わがままで、自己中で、自分のことしか考えない人は、それで「幸せ」ならいい。

今世ではしっかりと「甘え」させてもらって、次は「みんな」に役立つものとして生まれてくればいい。

結局のところ、効率的に稼ぐ方法なんで、「運」と確率論に過ぎない。

一回儲かった人でも、二度目は失敗するだろうし、失敗した人も何度も繰り返す間に成功を掴めたりする。

だから、挑戦することをやめた時、人は成功しなくなる。

老いれば、それを教えてくれるから、その時までに自分らしく生きたらいい。


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