最近、憧れる旅スタイル
感化されやすいこみちですが、最近憧れる旅スタイルは「自転車+」の旅スタイルです。
数ある自転車の中でも、例えばDAHONのK3なら輪行(折り畳めば電車や飛行機に手荷物として持ち込める)が可能です。
自宅を出る時に、それこそ重さ8キロ程度のK3に加えて、簡単な身の回り品をリックで持ち運べば、かなり気ままな旅ができるでしょう。
晴れた日は自転車で移動できますし、疲れたら電車移動はもちろん、折り畳めばバックに入れて店内やホテル内にも「手荷物」として持ち込めます。
同じ自転車でも、折り畳めない場合には旅先で、屋外のどこかにチェーンなどで施錠するしかありません。
今乗っている自転車などはそれでも盗まれたりしませんが、ピカピカの自転車ならそれなりに気を使います。
さらに言うと、コロナ禍で自制が強いられていた電車旅も行えるようになれば、自転車を相棒に選ぶメリットは大きいでしょう。
キャンピングカーの旅
キャンピングカーの旅で注意したいのは、やはりその旅スタイルが求めている旅なのかという部分。
「これは楽しそうだ!」と思う部分もありますが、よくよく考えると疑問も浮かびます。
例えばキャンピングカーを移動する「マイルーム」と考え、キッチンやトイレなども使える便利な空間と捉えた時に、忘れてはいけないのがメンテナンスの手間です。
つい、キッチンで言えば「水道が使える」に喜んでしまうのですが、「汚水をどう処理するのか?」まで考えると、処理できるキャンプ場やRVパークなど、案外そのために行き先が制限されてしまいます。
つまり、キャンピングカーを継続的に使うには、立ち寄るべき施設もあって、「どこでも自由に」と言いながら、意外と気を使います。
こみちの場合、最近は移動できるオフィスとして使いたいと思っていました。
仕事をするのに、どこかにオフィスを借りるなら、キャンピングカーをオフィスとして経費で処理できないかと思ったからです。
そんなこともあってキャンピングカーの使い道をあれこれと調べ始めました。
一方で、それこそこみちが仕事をするのに自家用車の後部席でも数時間程度なら十分に使えると分かってからは、キャンピングカーでなければいけない「メリット」を探すようになりました。
例えばペットを連れて旅する場合、宿泊施設も制限されます。
そんな場合にはキャンピングカーって便利でしょう。
しかしこみちの場合、一人旅か夫婦旅。
しかもペットを連れて行くことはありません。
キャンピングカーでもハイエースのような一般車に近いタイプを選んで、運転のしやすさや立体駐車場にも入れる一台を選べば、それほど気を使わないでしょう。
しかし、どう考えても狭くないですか?
車として考えるなら広いのですが、「部屋」と考える不満が出てしまいます。
結局、一般の車で数時間が限界のところ、それが半日とか一日に伸びたとして、でも機能的に二日に一度は給油やゴミ捨て、水の補充などが不可欠です。
電車旅の魅力
最近、テレビ番組でも電車旅の特集が組まれたりしています。
寝台列車や豪華列車の人気は、高まっているそうです。
確かに、電車で移動しながら、あの独特なガタンゴトンという走行音を聞きながら、過ぎて行く景色を眺めているとどこか子ども時代に戻ったような感動があります。
場合によっては停車した駅で降りて、町を散策するのも面白いでしょう。
冒頭でも触れた折り畳み自転車があれば、それこそ10キロ20キロの移動も苦ではありません。
快適を目指すキャンピングカーの旅とは違い、最初から不自由ゆえに自由な選択ができるのが電車旅の魅力でしょう。
