どんなに頑張っても「自転車」に敵わない!
ギアチェンジができないランナーは、トップスピード域になっても足を回し続けるしかありません。
一方で自転車ならある程度のスピードなると、漕がなくても惰性で進むことができます。
もしも1速しか使えない自転車だったら走ることに似ているかもしれませんが、それでも惰性で進めるので、走るよりも効率的です。
ましてバイクや車と比較すれば、走って先に着くのは渋滞中くらいでしょう。
ではなぜ走るのか?
最近、ランニングにも慣れて来て、心地よく走った時にキロ3分台や4分台ということも増えました。
とは言え、それくらいのスピードは地元の大会に参加しても平均的なレベルでしょう。
誰かと比べて優れているということもなく、完全なる趣味、自己満足のランニングです。
では走る意味が全くないのかというと、約2年以上走って言えるのは「運動習慣」が身につくことです。
若い頃とは違い、油っこい食事をすると太るのはもちろんですが、贅肉が腰まわりやお腹について、健康被害や加齢を感じさせます。
年齢を重ねることで新陳代謝が悪くなり、それを補う方法として食事や運動に気づかうことになるのでしょう。
とは言え、そうしたからと言っても、若い頃のままということはあり得ません。
ですが今できることは、食事や運動を心掛けることです。
特に運動習慣には、自律神経を整える効果が期待できるので、つまりは日頃のストレス解消にも役立ちます。
しかも体幹や筋力アップは、日常生活をより豊かに過ごすためにも欠かせません。
言ってしまえば、習慣として行う運動としてのランニングは、遅いか速いかはあまり重要ではなく、ケガをしないで健康維持に繋がることが求められます。
正しいフォームで走ることで、初心者の頃にありがちな膝関節の痛みなどを防ぐことができます。
これは経験した話ですが、近所の方でランニングを始めたものの、無理をした結果、足を痛めてやめてしまったんです。
健康維持のためなのに、方法を間違えてしまうと思ったような成果が得られません。
実は今朝も起きた時に「走りたくない」と思いました。
昨年、外気温一桁の朝、欠かさずにランニングをして、毎回指先が冷たくなっていたのですが、今年は少し寒い日に直ぐに手が冷たくなってしまうようになりました。
冷え症ということですが、少し温めたくらいでは回復しないほどで、無理をすると体のどこかに現れます。
かと言って、今の生活リズムを振り返った時に、走ってシャワーを浴びられる時間帯はなくて、どうしても早朝になってしまいます。
そんな事情も重なって、走りたくないと思うことは度々あるのですが、一方で走らなければ日中に走れないことが気持ちとして気になることになって、それがストレスを増やします。
実際、走りに行けば、そう大変なことでもないので、結局は頑張って走りに行くようにしています。
タイム短縮や大会での完走など、目標を掲げてそれに向けて練習するのもモチベーションになりますが、こみち自身は誰かと競うことが好きではないので、今のところ大会への参加などは考えていません。
でも、こうして報告できるのも、ランニングしているからこそなので、「なぜ走るのか?」という問い掛けの答えは、「習慣化しているから」になるでしょうか。