なぜ正しいランニングフォームを勧めたいのかと言う話

 正しいランニングフォームを推す意味

こみちがランニングを習慣化して、約2年8ヶ月が経過しました。

例えば同じ5キロを走っても走り慣れることでカロリーの消耗が格段に少なくなりました。

同時にケガのリスクも軽減し、ある意味でケガやトラブルになるとしても、それは初期の頃では到達できないペースで走っているからに他なりません。

まだフォームが未完成だった頃は、膝関節が痛くなったりして、走ることで健康を損ねているのではないかとも思ったくらいです。

しかし、試行錯誤の結果、正しいランニングフォームが身につき、楽に速く走っても疲れなくなり、一日5キロのランニングが欠かせなくなりました。

正直な話をすると、5キロの距離で十分だとは思いません。

本当ならあと2キロ、トータルで7キロくらい走らないといけない気がします。

と言うのも、準備体操をして軽めにジョギングから始めて、段々とペースが上がり、気持ちよく足を回して走っていると、その内5キロになってしまいます。

時間的な制約もあって、運動量を稼ぐにはペースアップして強度を上げるしかないので、自然と後半はキロ3分台で走ることが増えました。

今朝もキロ3分20秒台で走っていたのですが、例えばこれをキロ6分で走ってしまうと心拍数もほとんど平常時のままで、運動量を計測するアプリでもほぼ運動していないと判断されてしまいます。

上手く心拍数を上げて走るには、ある程度のペースで走ることが欠かせません。

そして、ペースアップをケガなく行うには正しいランニングフォームで走ることが必要です。

ストライド幅が増えないランナーの悩み

ストライド幅を歩幅と考えて、例えば大股を意識すると言う誤解はランナーなら誰でも考えるあるあるでしょう。

しかし、こみちの認識ではストライド幅の広い狭いは左右の足を入れ替えるスピードで決まると思います。

片足が地面に着いた時、もう片方の足が入れ替わるようにすれ違うのですが、その入れ替えが早くできるとストライド幅も広くなります。

なので、走り始めのダラダラと体を動かして走っている時はキロ6分台のペースですが、少し手足のタイミングがあって、描いているフォームに近づくと、キロ5分ペースになってしまいます。

ペースアップするのではなく、勝手になってしまうと言う部分がポイントで、足の入れ替えは頑張って行うと言うよりも自然に行う動作なので、動きに慣れて来ると同時にストライド幅も広がり、ペースアップに繋がります。

これが大股で頑張って走る意識だと、太ももを無理に上げようと思ったり、強く地面を蹴ったり掻いたりしてスピードアップしたいと思うのですが、頑張って走ればそれだけ体も疲れるので、長い距離を走るには適しません。

そうではなく、リラックスして走っても、足の入れ替えさえ上手くこなせば、今のこみちと同じキロ3分30秒ペースでも走れるはずです。

何度も繰り返していることですが、これがキロ2分30秒ペースまで上がると、それができる人は限られて来ます。

でもキロ3分台なら、正しいランニングフォームか否かだけの話で、運動神経の良さや骨格などは関係ないでしょう。

もちろん、そのペースでフルマラソンを走るとなれば、練習に耐えられるだけの体づくりも必然なので、人を選ぶとは思いますが。

例えば、3000mを世界記録では7分前半で、日本記録でも7分後半で走ります。

キロ3分を余裕で切るペースで、キロ3分30秒ペースとは全く異なるスピードです。

キロ3分30秒を速いと思い過ぎると、体も同じように感じてしまうものですが、キロ2分30秒ペースとは違うので、あまり構え過ぎない方がいいでしょう。

今朝もスパートした時、ケイデンスが220でストライド幅が150センチになっていました。

キロ3分近いペースでしたが、気持ちよく足を回せたので、ガツガツと走った印象はなく、スッと駆け抜ける感じでした。

あえて挙げるなら、ストライド幅ではなく、ケイデンスを落とさないように走ろうと思っていました。

キツくなるとどうしても足を回せなくなってしまうので、しっかりと回して走り終えたいと思いました。

最後まで回し続けられたので、気持ちよく走り終えられました。

当たり前ですが、そこまで早く回せば、キロ3分近いペースになります。

しかもランニングを終えて、膝が痛いと言うようなトラブルもありません。

無理に回して走っていないので、やはりケガのリスクも少ないのだと思います。

最近の印象では、足の入れ替えがスムーズだと、ストライド幅は140センチ台になっていて、少し前までは130台ならいつも通りと思っていましたが、もう少しストライド幅が広くなってきました。

例えば、ランニングを始めた頃、ストライド幅は100センチを超えられなくて、でも今は逆に超えられない動きに戸惑いを感じます。

脱力してダラダラとスタートしている時、ストライド幅は今朝の場合、103センチから始まっています。

つまり最初の一歩目から100センチを超えています。

別に足を高く上げたのでも、地面を強くキックしたのでもなくて、ポンと走り出しただけです。

でも足の入れ替えが早くなれば、ストライド幅も広くなります。

弾もうと頑張るのではなく、素早く入れ替えることに注意して走れたら、自然にストライド幅も広がるので、ケイデンスが上がるとそのままペースにも反映されるでしょう。

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