スタートはキロ５分ペースから
以前は、まだ体が運動に慣れていないので、キロ６分、キロ７分くらいからゆっくりと走り出していました。
今でもその心構えは同じなのですが、以前よりも足の入れ替えが上手くなったのか、今朝に関してはキロ５分ペースから始まりました。
ストライド幅は110センチから120センチの間で、フォームとしては接地時にポンと軽く足を合わせているだけです。
しばらくして、ペースがキロ４分10秒に上がりました。
ストライド幅が125センチくらいになり、先ほどよりも接地時にタイミングを合わせています。
その後、キロ４分、キロ３分40秒とペースアップし、最終的にキロ３分20秒ペースで走り終えました。
こみちにとって、楽に走れるペースはキロ４分10秒辺りまでで、それ以上になると筋力を使っている感覚が増します。
当然ですが、疲れ方も激しくなって、ランニングではなく、スプリントに近づいていることにもなります。
ランニングレベルを上げには、筋力トレーニングも大切ですが、筋力を使う意識を増すことではなく、いかに楽に接地時に力を発揮させられるかだと思います。
つまり、接地時に膝関や足首関節がロックされていないと、そこでパワーを吸収してしまい、結果として推進力が生まれません。
推進力を持つ走法として、反発を使う以外に、足の裏で転がすようにすることもできますが、こみちの経験としては減速させないように上手く転がすことができない上に、反発力を使えないので筋力で走るしかありません。
なので、踵から接地して足の裏で転がして走るフォームでは、キロ４分30秒ペース辺りが楽に走れる限界に思えます。
踵から接地して走っている時は、真下接地している時よりも腰が落ちて骨盤が後傾しているように思います。
結果、推進力を妨げる姿勢になるので、楽なつもりで踵から接地して走っていても、意外とスピードにも乗れないし、楽でもないと感じます。
同じように踵から接地するフォームでも、限りなく足の裏全体で、踵から地面に触れるものの、体重を支える時は母指球から小指の辺りで着地していると、踵も確かに地面に触れますが前に進む力は失われません。
ヒールストライクと言っても、両者は全く別もので、進み具合と疲労感が全く違います。
ストライド幅100センチが超えられずに、足を大きく持ち上げていた頃が懐かしく思えます。
めちゃくちゃ頑張って走っていたつもりですが、ポンと接地時にタイミングを合わせて走って100センチを超えてしまうのを考えると、ランニングもがむしゃらに頑張るだけでは上達しないのでしょう。
体の使い方やタイミングの合わせ方を見直すことで走りが一変します。