やはりクッション性が高い?
NIKEのレボリューション7は、初心者や低強度のジョグなどを求めるランナーにおすすめです。
今日で3度目のランニングになりますが、いつも通り5キロを走ってきました。
スタートは軽く体の慣らしも兼ねてキロ6分台で走り始め、500mを過ぎた辺りでキロ5分台に。
そこからさらにペースを上げて、感覚的にはこの感じでキロ4分ペースなら走れているなぁと思っていたら、キロ4分45秒ペース。
この45秒の違いは、ランナーとしてはかなりショックです。
キロ3分中盤の感覚まで上げて、実際はキロ4分15秒ペースで、上手く反発力を活かせていないという印象はこれまでと変わりません。
3キロを過ぎて、今度は本当に体をしっかりと動かして走ると、キロ3分40秒ペースまで上がってきました。
今までのシューズであれば、着地したら素早く足を跳ね上げて前に振り出していたのですが、レボリューションの場合はそれでは思うような推進力になりません。
そこで少し意識するポイントを変えて、前に振り出して戻って来たら、気持ち膝から地面に差し込むように伸びながら体重を乗せてみました。
つまり、接地でポンと体重を掛けるのではなく、もう少し上から落とし込むように地面を踏み込みます。
その動きをしたことで、キロ3分40秒ペースまで上がりました。
でもここまで体をしっかり動かしていたら、これまで履いていたニューバランスのシューズならキロ3分10秒台で走れていたように思うほどのスタミナを消耗します。
ただ5キロ手前の500mからラストスパートして、最終的にキロ2分30秒ペースまで上がったので、そこは以前のシューズと比べても変わりません。
ランニング時にamazfitのgtr4を起動させていますが、運動パフォーマンスという項目がレボリューションに変わってから5%から10%程度低下しているのは変わっていないので、「速く走れない」という感覚は間違いではなさそうです。
だからと言って、レボリューション7が悪いシューズということではなく、それだけランニング中の地面からの突き上げを高いクッション性が緩和しているので、まだ走り方が安定しない初心者や疲れているランナーが流して走るようなシーンで、とても相性がいいと思います。
それだけに、地面からの反発力を活かしてスプリントフォームで走りたいという時には、思うように力を伝達されないので、感覚よりも遅くなってしまいます。
ランニングを始めた頃を思い出すと、こみちの走力ではキロ4分30秒ペースまで上げられないのではないかと思いました。