ダイソーのCOBライトに注目したわけ
以前より、単三電池一本で稼働する小型の懐中電灯を使って日の出前のランニングをしていました。
ランニングもキロ5分ペースで走れば1分間に200m、秒3m以上も移動しています。
つまり、最低でも前方3m以上を照らせて、路面をしっかりと認識できるくらいの光量がないと日中同等に走ることはできません。
その意味では使っていた小型の懐中電灯の光量では足りません。
もはや点灯させる理由は、見え難い状況で車やバイク、自転車に自身の存在を知らしめるためでした。
そんな中、ダイソーのCOBライトの人気と性能を知り、価格、照射時間、重さ、照射範囲など、事前に調べた感じだとランニングに使えるように思いました。
ダイソーのCOBライトはランニングで使えるのか?
結論を言えば、夜間のランニングに使えます。
ただ日中同等とはいかなくて、その理由として頭に固定するライトとは異なり、手に持って走るのでどうしても照射範囲が左右にブレて安定しません。
キロ5分ペースでも毎秒3m以上、キロ3分ペースでは5mを超えて移動するので、思う以上に照射範囲が広くないと明るさ以前に路面の状況が一瞬しか見えません。
真っ暗な山道を走るトレランでなければ、夜間と言っても街灯があったりするので、何となく足下も見えています。
とは言え、建物の裏側や街灯から離れていると、暗さが増してスピードを落としてしまうでしょう。
ダイソーのCOBライトは長押しで最も明るい照射になり、一般的なプッシュで「強」「弱」「点滅」「オフ」を順番に繰り返します。
街中の街灯も所々に設置されたような道なら、「弱」でも十分にランニングはできます。
その時はペースを上げたとしても「キロ4分後半」までで、キロ6分ペースくらい落とせば足元も見えやすく安全でしょう。
細い道などでは車とすれ違う時に立ち止まり道端に避けたりしているので、ラントを持っていても日中とは状況が違います。
ダイソーのCOBライトは、最も明るい光量が250ルーメンで、確か弱で65ルーメンだったと思うのですが、これが1000ルーメンくらい明るくなり過ぎても街中でランニングする時は他人への配慮も必要です。
実際、250ルーメンでも他の人が近くにいるとためらうくらいの明るさなので、個人的には「明るさ」はほどほどでもいいように思います。
トレランのレースなどで、起伏のある山道を疾走するのでもなければ、前方5〜10メートルの範囲を明るく照らしてくれればいいと思います。
それらを踏まえると、ダイソーのCOBライトは街中はもちろん、土手道などでも夜間のランニングを行うことができるでしょう。
照射時間も「弱」で3時間程度(ただし、照らし始めてしばらくすると光量が落ちて来ます)は持つらしく、夜中を通して走ることはできませんが、10キロから20キロまでの距離であればペースをキロ5分6分くらいで楽しめると思います。
それ以上のペースや時間を望むのであれば、装着方法として頭に付けるタイプを選んだ方が楽です。
やはり手持ちでのランニングなので、アクションカメラを手に持って撮影しながら走るのに似ていて、体を思い切り使って走る時にはどうしても照射範囲が安定しません。
とは言え、気楽に夜間のランニングをしたい時に、このCOBライトがあると安全に走れると思います。
なかなかイイアイテムです。