ランニングは「心拍数」にこだわる!?
結論を言ってしまうと、ランニングの目的が運動不足やダイエットであるなら、なおさら「心拍数」を管理してランニングするべきです。
また、大会などに参加する場合でも、「タイム」に趣きを置くより、「心拍数」から入った方がメリットも多いと思います。
ランニングは心肺機能、脚力、スタミナ!
ランニングは心肺機能、脚力、スタミナのそれぞれが上達するとタイム的にも向上します。
そのために、ランニングをこれから始める人はこの3つをバランスよく練習メニューに加えるといい結果に繋がります。
例えば、心肺機能の向上なら、VO2maxという数値があって、「12分間でどれだけ長い距離を走れるのか?」によって決まります。
こみちの場合、ランニングを始めた頃は「42」くらいで、今は「54」です。
数値が高いほど、心肺機能が(厳密には走力も含まれる)向上していることになります。
ただ、42と54の違いは、12分走って200mとかの距離であって、その数百メートルの差が向上分になります。
脚力を向上させるには、ジャンプ力など出力の強さもポイントですが、柔軟性や体幹なども整うことで相乗的に向上します。
スタミナとは体力のことで、どれだけ動き続けられるのかということ。
長く動き続けるには、筋力も必要ですし、心肺機能も強くなければいけません。
しかし、最も大切なのが、目標定めてそこまで頑張り通せることになります。
何よりランニングウォッチを手に入れろ!
ランニングウォッチがあると、心拍数、距離、タイムなどが簡単に計測でき、アプリで管理も可能です。
ランニングに欠かせない心拍数、脚力、スタミナを数値で管理できます。
特にgpsが搭載されたモデルなら、より正確な計測が可能ですし、音楽を聴きながら走れたり、地図や決済機能など、よりランニングが楽しくなります。
これから始めたい人へ
運動歴などでも違いますが、最初は2キロくらいの距離から始めるといいでしょう。
運動時間を15分くらいにすると、脂肪燃焼にも効果があるからです。
言い換えると、10分間、速いスピードで一気に走っても、心拍数が理想的な130台になっていなければ、ダイエットや運動不足解消にも効果が薄れてしまいます。
腕時計で、心拍数を確認しながら、130台をできるだけ長く続けてランニングしましょう。
2分走って、5分歩くというような方法もおすすめで、ポイントは繰り返しになりますが「心拍数」です。
運動に慣れてくると、同じペースで走っていても心拍数が段々と130まで上がらなくなって来ます。
その時は距離を長くしたり、走るペースを上げたりして、心拍数を上げる工夫も必要になります。
こみちで言うと、5キロ走ってキロ5分20秒ペースなら心拍数は130くらい。
理想的なゾーンに入っていますが、もう少し心拍数が高くてもいいくらいです。
こみちのランニングの仕方は、例えばキロ5分20秒ペースと言っても、スタートからゴールまで同じスピードで走ることはあまりしません。
今回で言えば、スタートはキロ6分30秒くらいで、段々とペースを上げて、ゴール付近でキロ4分ペースに到達させるもの。
同じテンポで足を動かし、接地のタイミングで段々と強く地面を蹴って行きます。
「蹴る」という表現が誤解を招く部分ですが、時間にして0.1秒くらいの一瞬で、むしろ踏み込んで前に振り出すまでが大切にしています。
同じスピードで両足が動いているのではなく、決められたポジションがあって、そこに長くいて、地面を蹴るのは一瞬だけなのです。
この部分は凄く説明が難しく、今回は省略しますが、ランニングは空中移動をする運動だと思っていて、それに合わせて手足を動かせると、楽さもスピード感も劇的に変化します。