今日はリュックを背負って
リュックを背負うというのは、上体の自由度が下がるということ。
そして、自重にプラスして荷物の分だけ重くもなる。
結果として、ランニングで最も重要にしている乗り込みから踏み切りまでの部分が、何も背負っていない時とは少し違う。
以前は乗り込みでの加重にタイミングが遅れ、脛部分が傷んだこともあった。
その原因は、通常よりも重くなったウェイトによってストライド幅と対空時間が短くなったことで、接地のポイントに間に合わなくなってしまったからだ。
重くなった分、飛距離が落ちてしまうのだから、ストライド走法よりもピッチ走法に近い走りにしなければいけない。
今回は、自然とストライド幅の減少に接地のタイミングが合わせられたことで、脛などの本来なら傷みを伴わない部分に違和感はなかった。
ケイデンスは190台まで増え、変わりにストライド幅は130センチ台に低下したものの、３キロの距離をほぼキロ４分ペースで走ることができた。
リュックを背負っていない時にケイデンス180spm、ストライド幅140センチが最近の基準になっていて、結果的にリュックを背負った時でも同じくらいのペースで走れたことになる。
ただ、心拍数の数値は異なり、最大で160bpmまで上昇していた。
その後、落ち着いてくると大体140bpm台に下がった。
アプリでの運動評価が、何も背負っていない時に比べて２割ほど負荷が高かったいう。
空中移動している時にバランスを崩すことがあって、接地がバラついて走り難いと感じた区間もあったから、その辺りはリュックを背負っていることと、荷物分の重さが影響したのだろう。
以前はキロ５分ペースで走れた時は驚いたけれど、キロ４分ペースでも走れるようになったのかと思った。
改めて思うのは、「接地」が上手くなるとランニングスピードは勝手に速くなる。
それはどうやらこれまでの経験でも分かることだから、いかに乗り込みから踏み切りまでの動きがしっかりできるのかが大切になるだろう。