趣味のランニングで満足していますか?という話

 趣味なのか競技志向なのか?

ダイエットを含む趣味目的のランニングだとしても、ケガをしないで楽しく走れることが大切です。

競技志向のランニングでは練習時間をできるだけ有益なものにし、場合によっては楽しいという感情さえも抑えることで、結果を追い求めて激しいトレーニングをすることもあるでしょう。

こみちはランニングを趣味で楽しみたいと思っていて、今は競技志向ではありません。

しかし、一時期、ゴルフにハマっていたことがあって、最初はただ仲間たちと楽しくプレーすることで満足していたのですが、ある時、「この場面で次の一打をどう打つべきか?」というような知識や技術を互いに楽しむこともスポーツの楽しみ方だと知りました。

そうなると、練習でも打ちっぱなし場で、好きなクラブをバンバンと打ち込むような練習ではなく、コースを回った時に遭遇するであろうシチュエーションを設定し、強く打ったり弱く打ったり、曲げたり、スピンを掛けたりとできるできないではなく、「そうやって打てるようになりたい!」と練習の目的も自然と変化しました。

つまり、ランニングも今日は5キロ走ろう10キロ走ろうでも十分に楽しいのですが、例えば現状ではキツイ、キロ4分ペースでどこまで押し切れるのかを試したり、キロ5分、キロ4分、さらにラストは限界まで上げるというような自分なりの設定を設けることで、走ることもいろいろと楽しめます。

フォームについていろいろと調べる中で、試行錯誤していると、学生に出していた50m6.8秒のタイムにどれだけ近づけるのかというのも目標になっていて、公式記録でもなんでもありませんが、キロ2分30秒くらいでは走れるので、さらにケイデンスを上げるために何をすればいいのかをあれこれと試してみるのも楽しいです。

やっぱり陸上トラックのような足に負担の少ない場所が体への負担も少ないと感じますし、シューズも適当に履いていては故障の原因になることも感じていて、さらに今でもまだ全開では走っていなくて、そこにはアスリートではなく趣味として楽しむ以上はケガをしないようにと思う自分なりのリミッターもあります。

ただやはり、慣れないランニングなので、やり過ぎた結果、左のハムストリングを傷めているので、さらに先へと進む難しさも感じます。

子どもの頃にクロスカントリーのレースに参加した経験があって、成績は全く良くなかったのですが、思えば当時もどうやったら速く走れるだろうと練習し、少しですが段々と結果に結びついたことを今になって思い出したりします。

そう言えば、走るのって好きだったなぁと。

別に今になって3000mを何分以内に走りたいという目標がある訳ではなく、あくまでも旅ランができるくらいの体力をつけたいと思って毎日走るようになったのですが、10キロをとりあえず40分台で走れるようになったし、60キロの距離を歩きも含めて走り切れたので、旅ランできる準備は整ったと思います。

ただ、ランニングで弾む感覚や空中移動する感覚を味わい、スピードを出して走ることにちょっと興味があって、シューズの紐をもう少ししっかりと結んだら無駄なく足を回せるのではないか、反発のロスが少ないシューズならもう一段速く走れるのではないかという興味も湧きました。

段々と分かって来たフォームも、今の理想的なフォームを再現したらキロ3分台では走れていて、でも筋力や体幹の弱さからまだ安定感がありません。

しかも走っているのは公道や公園のランニングコース、土手などで、地面も荒れていたりして、しっかりと踏み込めない場所や車の往来もあって停止するしかないポイントもあり、タイムの計測もある意味でそんな状況も込み込みです。

誰かよりも速いというを目指している訳ではなくて、自身の限界を知りたいというか、練習でまだ伸びそうだと思う部分があって、だからその変化や失敗が走る楽しみになっています。

これが最初からフルマラソンでサブ4を目指しているというのであれば、練習の目的も方法も全く違って来るでしょう。

特にサブ4は平均でキロ5分40秒ペースくらいで4時間走り続けることが大きな目標になると思うので、例えばキロ3分台で走るトレーニングをする余裕があるなら、5分中盤のペースで30キロくらいの距離を淡々と走り込むでしょう。

もちろんメニューとしては、もう少し速いペースもおり混ぜて、練習に変化をつけることも大切だと思います。

しかし、今は競技志向ではなく、そのような練習をしてサブ4達成という希望もありません。

ダラダラとキロ6分ペースでジョギングをして、思った時にペースアップしてキロ4分台で風を切る。

さらにもう一段回転を上げて、まるで自転車を漕いでいるような景色の流れを感じたり、そんな自由な走り方が楽しいです。

実際、60キロを徒歩移動した時も、終盤にキロ5分ペースや4分ペースでも走れたのですが、それくらいの距離であれば、足が疲れて走れなくなってしまうこともなく、それは日ごろから意識しているフォームに体を合わせているだけですが、型を覚えてしまえば疲れていても案外走れるものです。

スポーツを効率的に習得するには、やはり基礎を繰り返すことだと思っていて、さらに工夫と補習を加えることで幅が広がると思います。

現時点で、キロ2分台のペースで長く走ることは難しいでしょう。

でも、キロ3分台のペースなら3キロくらい、キロ4分台なら…とある程度の成長が見込めると思うので、それを朝のランニングで確認したり、試してみることが今はまだ面白いです。

いずれ、どこかの駅から別の駅まで、10キロや20キロの道のりを走るようなチャレンジもしたいと目論んでいます。

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