今朝は5キロのランニング
走り始めて、普段ならキロ4分台半ばの感覚で走りながら時計を見ると「キロ5分30秒」と表示されていた。
自身では飛ばしているつもりなのに、全くスピードが出ていない。
体の重さだけが増した感じ。
朝、目覚めた時から「もう朝か?」という感じで起きるのも辛かった。
そこからランニングに出るまで、何度もランニングを中止にしようかとも考えた。
季節柄1時間もすると暑くなって余計に走るのが大変なのは分かっている。
だから、後で「走っておけば」と思うくらいならと、とりあえず表に出たという訳だ。
昨日の疲れが残っている。
準備体操をして走り出したものの、軽快感は皆無だった。
改めて10キロ走でキロ5分ペースを続けることが、どれだけ大変なことかと思う。
「乗り込み」を意識するようになった今でも、体の動きが悪いければキロ5分ペースは楽ではない。
家を出て、重いなぁと思いつつ、それでも腕を振って走る。
意識して、ちょこちょこ走りにはしないように前荷重を守った。
走り出して1キロくらい過ぎた時に、ペースはキロ5分になっていた。
まだ意識とスピードのズレがあって、キロ4分台前半で走るような気持ちで走っていた。
その時に、ふと感じたことがある。
それは着地のポイントで、いわゆる理想は「体の真下」と言われるが、その時はそれよりも足一個分後ろになっていた。
最近では最も後ろに思うほどで、最終的にキロ4分23秒に到達した。
ストライドが伸びたというよりも、ケイデンスが上がってペースに反映された感じのスタイルだ。
依然としてパワーポジションが掴めきれなくて、ストライドを思うように伸ばすことができない。
乗り込み動作そのものは、特にタイミングを外している感覚はないけれど、着地して足が離れるまでがもたついてしまう。
お尻で押せている感覚もないし、かと言って足首で掻いていない。
どこかストライドが伸びていないことだけが分かる。
加えて、遊脚の振り出し方にも悩みがあって、理想的な軌道よりも早く上方向に引き抜こうとしている気がする。
バウンディングをする時に、もっと地面スレスレで引き抜くのに、その軌道とはかなり違っている。
基本、膝下の動きは無視していいはずだけど、膝の位置、体の前傾度合いが適切ではないからなのか、思うように弾む感覚が掴めない。
さらに、今朝のランニングでは、足の裏全体というよりも母指球から先に体重が乗っていて、ややフォアフットにもなっていた。
疲れもあって、微妙にパワーポジションを外していたのだろう。