VO2 maxが「50」になりました!

 最近のランニング事情

「反発を意識するだけ」をイメージするようになって、無駄に長い距離を走らなくなりました。

というのも、キロ5分台で長い距離を走っていても、最大心拍数が150くらいまでしか上がらなくなりました。

実はランニングを始める約4ヶ月前に、最初は自転車を始めようと思って試したのですがあまりに軽度の運動と評価されてしまいました。

十分な運動にするためには、相当のスピードを出さないとダメで、近所でそんなスピードで走る場所もなかったのでランニングを選んだという経緯があります。

今朝は約7キロを走ったのですが、ランニング中の最大心拍数は150bpm(ちなみに安静時は42bpm)で、有酸素運動を超えて無酸素運動の範囲です。

もう少し負荷を掛けるために、インターバルトレーニングとして、久しぶりにダッシュとか、8割くらいの疾走とかを織りませて、意識的に心拍数をアップさせて苦しい感覚に追いやってから、ランニングに戻りました。

でも、最近は苦しいなぁというのは「息が吸えない」という感覚ではなく、乳酸が蓄積させれ体が重くなったという感覚で、実際、そこからキロ5分や、もっと上げてキロ4分台に持って行く余力はあります。

多分、その辺りの粘り強さもあって、走力がアップしたことでVO2 maxが50になったのでしょう。

反力を使う走法

今朝のランニングのテーマは、地面からの反力だけを意識して、どこまでスピードを出せるかです。

本当に意識するのは「反発」のタイミングだけで、ポイントは足首も膝もリラックスさせて、それらを使って推進力を加えないこと。

でも、キロ5分台、というかキロ5分10 秒台で走れました。

「アレ?」ってほどあっさりと。

面白いのはここからで、そのタイミングを守りつつ、上がった太ももを素早く下ろし、反発で戻ってまた下すを繰り返すと、キロ3分30秒になっていました。

時間を空けて同じことを繰り返しましたが、やっぱりキロ3分20秒で走れています。

いわゆる短距離走的なダッシュではなく、長距離走スタイルでのフォームでも、今はキロ3分台になってしまいます。

言い換えると、それ以上にもできるはずで、できないとするならランナーの筋力が先に限界を迎えるからでしょう。

ストライドも130センチを超えますし、もっと真剣にトレーニングすると140センチを超えることはできるはずです。

しかし、以前にも触れましたが、いわゆるピッチ走法とストライド走法では走ってからの疲労感や身体へのダメージが全く違っていて、ストライド走法はスピードを出せますがケガをする可能性もあります。

もっと速くと突き進まない自制心も必要です。

こみちの場合、出せるだけという意識で走ると、キロ3分半ばくらい。

もう少し負荷を減らして走るとキロ4分台後半から5分00秒くらい。

反力を使えなくなるとキロ6分台になります。

今朝のランニングで、終盤にペースを上げました。

キロ4分台にはなってもキロ5分に近いスピード。

「反力を使えていないぞ」としっかりタイミングに合わせて「乗る」意識にすると、爆発的に加速します。

ギリギリですがキロ3分台に入り、「反発」を使うことの大切さに確信が持てました。

ピッチ走法とストライド走法の違い

昨日まで、反力を使うということが同じだから、両方とも同じことではないかと思っていました。

しかし、あえて違いを見つけるとするなら、ピッチ走法は足の動きを自身が作ります。

一方でストライド走法の場合は、反発のタイミングが基準でリズムになっています。

つまり、ストライド走法ではランナーがリズムを主導しているのではなく、太ももを引き上げ落とすタイミングを反発のタイミングに同調させているということ。

だから、タイミングに合わせていると、どんどん加速してしまいます。

スピードに追いつけなくなって、タイミングを外した時に加速が止まり、またタイミングに入れると加速するの繰り返しです。

今朝もランニングしている時に、別のランナーと一緒に走るタイミングがありました。

ケイデンスは明らかに相手の方が早いのですが、こみちの方がスピードは圧倒的に速くて、しかも無理をして出しているのではないのもポイントです。

とは言え、そこはキロ5分くらいで走っているだけのレベルですが。

ポンポンとタイミングを合わせていると、キロ5分台、いやキロ5分で走れてしまいます。

それだけ反発力の影響は強くて、膝で押すとか、足首で押すとか、そんな動作はキロ5分で走るだけなら全く必要ないと断言できます。

それよりも、反発力を得たら素早く太ももを引きつけ、また下ろしてを繰り返しだけで、キロ4分や3分台だって入れられます。

あとはそのスピードをどれだけ維持できるのかをトレーニングすることになります。

慣れれば絶対にストライド走法を知っていた方が良くて、乗せられなくなったらピッチ走法にして回復を待つこともできます。

両方にはそれぞれの良さがあって、最近、やっとストライド走法の良さに気づき、またランニングが楽しくなって来ました。


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