ストライド走法は「待ち」が大切!?
ピッチ走法のようにマイペースで足を動かすフォームとは異なり、地面からの反力を受けるタイミングでリズム作るストライド走法。
だから、しっかりと踏み込みができないと始まらないし、反力のタイミングを見逃してもまとまらない。
梅雨入りし、折角の週末も雨続き。
少し雨が止んだ隙に、近所をぐるっと回ってみようと表に出てみる。
準備体操をして、ペースはあまり考えなくて、少し汗がかけたらという気持ちで走り出す。
ところ、30メートルも走らない内に、アスファルトに雨あとがポツポツと。
そして、霧雨ながらすっかりアスファルトの乾いた場所さえなくなってしまう。
しかも湿度も高くて、体にキレもない。
気持ちばかり先走り、走っていても全然楽しくない。
近所ぐるっと一周どこか、数分で戻って来た。
シャワー浴びて、今に至るけれど、余計にフラストレーションが溜まったような感じだ。
ランニングという運動は、とにかくシンプルな動作だから、逆に誤魔化しができない。
なぜって、今回のランニングで反力なんて感じられなかったし、ストライドの伸びもなかった。
これならピッチ走法で淡々と走った方がいいくらいで、でも今なら体力の回復に充てたいとも思ってしまう。
最近、がむしゃらに走るのではなく、それなりに目的やテーマをもってランニングしたいと思うようになった。
何なら、梅雨時期はランニングそのものより肉体の改善や回復に使うというのも方法だと思うから。
実際、ストライド走法で走るとやっぱり後が大変だ。
だるさも残るし、筋力の疲労も多い。
さっきも瞬間的にはキロ3分台で走ってしまうけれど、どこか力で走っているから、スピードを維持させることが難しい。
でもそんなフォームで走っても意味がなくて、むしろ悪い癖になるから、それならピッチ走法で走った方がマシだ。
だから、今日のランニングはこれでおしまい。
ゆっくりと体を休めたいと思う。