初心者ランナーの野望!?
何も知らないまま、健康維持と向上を目的に走り出したのは、今から約4ヶ月半前。
多くの方同様に、300メートルを一気に走ることがことができない所から始めました。
当時、スマートうバンドを買って、「キロ〇〇分」という計測ができることを知り、日々のランニングで今日は何分ペースで走れたということが楽しみになりました。
しかし、数キロが走れるようになって「キロ5分ペース」がとても遠く、楽に走れると言われる「キロ6分30秒ペース」でも必死になって到達できるかという感じです。
そんな中で「ランニングとは?」ということに興味を持ち、youtube などでいろいろ動画を視聴しながら、少しずつですがその取っ掛かりに気づき始めました。
このブログでも何度か紹介していますが、こみちがキロ5分ペースを出せたのは、まずケイデンスが180のテンポで走れるようになって、ストライドが100センチに到達したからです。
特にストライドは70センチとか80センチから始まり、いろいろ工夫して90センチ台になったものの、100センチになるとケイデンスが落ちるという悪循環もあってキロ5分ペースというのは勢いだけで到達できたものではありません。
簡単に言えば、膝下だけを動かす走り方は初心者ランナーにも馴染みやすく、そこからランニング歴が長くなってからもそのフォームを続けられる人もいるくらいです。
こみちも近場をランニングして遭遇するランナーの多くは、膝下だけを動かし、でも経験があるので速いという感じです。
それは悪いフォームだとは思っていません。
ただこみちの場合、マラソン大会でサブ4やサブ3になることが目標ではなく、今は「ランニング」を覚えたいということが目標になっています。
そこで、ちょこちょこと膝下で走るフォームを辞めて、体全体で走るフォームに移行したいと思い立ち、「楽に走れる」ではなく「全身を使って走る」を目標に修正を開始しました。
ピッチ走法が、ちょこちょこと膝下を使って走るフォームだとするなら、ストライド走法は全身を使って走るフォームと言えます。
現時点での違いは、「地面からの反力」が起点になっているかだと思っています。
例えば、カーボンプレートの入った厚底シューズを使うと、少ない力でもしっかりと大きな反力を得られるようで、動画で観ていてもストライド幅がこみちの場合とは全く違います。
例えばキロ4分台で走る時に、こみちは反力はもちろん、リラックスしながらも全身を使って走るので、まだまだスピードを維持させるのに苦労しています。
しかしながら、厚底シューズを履いているランナーを観ていると、どにタイミングで反力をキッカケにしているのかよくわかりませんが、キロ4分台を楽に出していると感じます。
そもそもの運動能力の差があると言われれば納得するしかありませんが、余り他人のフォームと比べても上手く行かないので、比較しないように焦らないようにしています。
「乗り込み」からの「スピードバウンディング」へ
全身を使って走るフォームの特徴は、前側になった足が着地するタイミングで後ろ側の足が前に振り上がることです。
「着地して送られる」ではなく、「着地に合わせて送られる」というタイミングがポイントです。
そうすることで、前に進む推進力が増し、結果的にストライド幅を増やせるからです。
そこでこみちは着地した時に、できるだけ後ろ足を前に引き寄せることを意識して、走るタイミングを変えました。
疲れやすいフォームなので、どうしてもちょこちょこ走りに戻りやすく、そんな時は走るのを一度やめて、またタイミングを戻して走るというように、何度も何度も地味な修正を続けました。
結果として、ちょこちょこ走りで出せたキロ5分ペースよりも速いペースで、走ることができるようになりました。
しかし、本当の目的はここからで、軸足に乗せるフォームができると「スピードバウンディング」によってさらに引き寄せる動作や前に進む推進力が高めることが可能です。
ちょこちょこ走りの時は、着地してもまだ後方に足が残っていたので、その足もまたちょこっと前に出すことしか出来ません。
つまり、ストライドとしては100センチが限界でした。
まだ不安定ながら、ストライド幅も時に150センチくらいまで伸ばせ、ペースとしても4分台や3分台というスピードも出せるようになりました。
ここからは、スピードバウンディングのようなトレーニングを組み込み、片足での安定感と前さばきの向上を目指したいです。
ただ、動画を見る限り、スピードバウンディングは陸上選手でもかなり難しいようで、体への負担が大きいトレーニングです。
似たような動きは出来ても、着地時の股関節周りの安定感やスムーズな足の捌きまでとなるとまだまだコツを掴み切れません。
いきなり始めるよりも、ジャンプ練習や筋力トレーニング、ストレッチなどで基礎体力を向上させるべきだというアドバイスをされる方もいて、これからの練習メニューを見直すべきかもと悩んでいます。
一方で、調子がいいとキロ3分30秒から50秒くらいで走れるので、例え最初は200メートルとか、400メートルというように短い距離からスピード練習もしたいと思っています。
10キロやそれ以上の距離を走ることも目指してはいますが、もう少し足の運び方をマスターしてから、持久走を始めてもいいように感じます。
何より試行錯誤しながら、悩んでいる時が楽しくて、さらに結果に繋がると新たな目標にも進めます。
3キロ走、5キロ走では、キロ5分ペースで走るようになったので、キロ4分に近づきたいです。
そのためにも、スピードバウンディングを上手くなりたいと思っていて、そこに行き着くまでの計画を密かに練っていたりします。