昨日は徒歩メインで9キロを走破!?
昨日は仕事で移動をこまめに徒歩にしました。
結果、13000歩ほど。
ただ今日は5キロ走をして現時点で6500歩なので、10キロ走るのとほとんど変わらない計算です。
歩いて分かったのですが、まず歩幅は75センチでキロ11分。
9キロの記録の平均なので、走ってキロ11分を超えるくらいなら、最初から走った方がいいことになります。
このキロ11分はこみちが移動する時の速度で、辺りをキョロキョロしてなので、もう少し真剣に歩けばキロ10分なら行けそうです。
一方でスプリント的な運動
今回、こだわったポイントは足の軌道で、特に着地してから前に振り出すまでの動き。
短距離でスピードを稼ぐには、足首も使った強い蹴り出しが欠かせませんが、長距離走ではある意味で封印される動きでしょう。
理由は簡単で、長い時間使えないから。
そこでこだわるのが、着地での反力を推進力に変えること。
もっというと、前に振り出した足が地面についた時に、まだ自身の身体がそのポイントよりも後ろにあったら、その時点で推進力として活かせすことは不可能です。
だから、長距離走のフォームで、多くの専門家が前ではなく真下に着地することを伝えるのでしょう。
実際、反力を活かすには、前に振り出した足を引き戻すイメージではなく、着地までに身体が追いつき、結果的に足は真下で着地していることになるというのが正しい解釈だと思うのですが、それによって地面から受けた反力で足は跳ね上がり、それがまた前に振り出されるきっかけにもなっているという流れなのでしょう。
そんな理解を実際に足を動かしながら、さらには腕とも連動させてタイミングを確認しました。
そして、30メートルくらいのとても短い距離ですが、筋肉を壊さないように段々と出力を上げてトップスピードまで出してみました。
アプリでの計測では最速値でキロ3分07秒、時速で約20キロと記録されています。
現場で時計を確認した時は、時速24キロになっていたのを見たのですが、あまりに短時間過ぎて記録としては残されなかったのかも知れません。
ただ、キロ5分や4分ではなく、キロ3分やそれを切れるペースで走る時に、身体がどんな風に動かなければいけないのかが理解できて、筋肉を壊すリスクも増える一方で、今まで以上にハイスピードな走力をマスターする糸口を掴んだように思います。
頑張って走っているという感覚ではなく、着地で反力を感じ自然と足が前に振り出されるという感覚で、これは若い頃でも体験していなかった身体の動きにも思えました。
ちなみに、目視で見た時速24キロというスピードは、10キロ走なら25分で完走してしまうとんでも無い速さ。
世界記録でも26分台で、日本記録なら28分台なので、そのスピードがいかに速いのか分かります。
もちろん、こみちが出したのは一瞬のことで、それを30分近く継続させる難しさとは比較することはできません。
しかし、ポイントとして、その時の身体の使い方さえできれば、トップアスリートのスピードになるということです。
どんなに100メートル走を練習しても、多分こみちの限界は自己ベストの13秒くらいで、とても10秒など不可能です。
つまり、10秒で走るランナーの身体の動きを体感することさえできません。
しかし、長距離走の場合、時速24キロというスピードは50メートル7.5秒で走れる人なら計算上は到達できる速度です。
100人中100人ではないかも知れませんが、男性なら年齢を問わず50人くらいできるでしょうし、女性でも運動好きな人であれば十分に達成できると思います。
まして時速20キロというスピードなら、50メートル9秒くらいなので、小学生でもそれ以上に速く走れるでしょうし、少し走り方を学べば多くの人が到達できてしまうハードルです。
時速30キロは、50メートル6秒になってしまうので、こみちを含めてもう一般の方では出せそうにありません。
非公式ですが、時速24キロというスピードは、オッサンランナーが出せる到達可能ないい線だと思いました。
あと、面白いくらい爆発的に移動できる感覚があった一方で、足の筋肉を壊してしまう恐怖感もあって、目視したあとすぐに力を抜いてしました。
それくらい今までとは異なる身体の感覚で、キロ5分30秒などで体験して来た雰囲気とは別世界です。
キロ2分台は出せないと思っていましたが、瞬間的な意味では難しくないと思います。
それは短距離としてではなく、あくまでも長距離走の前提で出すことができるMAXとしての話です。
肉離れなどを大きなケガの可能性もあるので、あまりその方向にトレーニングするつもりはありませんが、ただ出せると理解できたことは収穫です。