スポーツウォッチでGPSの精度が重要な理由

 amazfit band7 

こみちが使っているのは、amazfitが販売しているband7だ。

Amazonで7000円前後で購入できて、初めてスマートバンドやスマートウォッチがどんな商品なのかを知るにはとても多機能で満足度も高い。

しかしながら、このband7にはGPS(測位機能)がないので、スマホと連携させてGPSデータを借りるか、内部センサーで擬似的に距離を測ることになる。

キロ7分の謎

体調が悪いのか、自身が思うほど体が動いていないのか、スマホと連携させるか否かで、ランニングデータがかなり異なる。

最近よく使うコースを走った時にふと気づいたのだが、スマホと連携させていない時は距離が7割に短縮されている。

つまり、10キロが7キロとして評価され、それはストライドの数値などにも使われる。

こみちのストライドは、ランニングフォームをいろいろと工夫しても、なかなか100センチを超えることができなかった。

もっとも、足を前後する稼働範囲が十分ではないことも影響しているが、以前までは80センチ台が多かった。

昨日、平均ストライドがやっと100センチを超えたコースで、今日は77センチになっている。

ケイデンスも少し下がっているが、全体としてのタイムは20秒くらい今日の方が速い。

道幅の違いが誤差になるとしても、走行距離の数%の範囲だろう。

しかしながら、今日の走行距離は、実際に7掛けされている。

昨日ならキロ5分30秒を切れたコースで、今日はそれよりも20秒速くてキロ7分。

ベストが6分43秒。昨日よりも1分以上遅い。

以前から「ゆっくりとキロ6分30秒のペースで」という言葉を耳にする度に、みんなどれだけ速いんだと思っていた。

必死になっても今日の結果で言えばキロ6分半では走れない。

ランニングをされる方なら、この数値の誤差がそれだけ大きいのか分かってもらえるだろう。

ストライドの幅がどうのこうのと言っても、距離がこれだけ違ってしまうと、自分の走りがどんなものだったのか、スマホを連携させないと単体では使えない。

ただ、Googleマップで道のりを検索してみると、スマホの距離は概ねマップデータの結果に近い。厳密にはそれでも実際の距離は少し短くなっているが。

つまり、GPSでの測位データがどれだけ信頼できるのかで、ランナーのトレーニングも改善ポイントも全然違うものになってしまう。

ケイデンスは少し踏ん張ると180から195位まで上げていけるようになったけど、ストライドだけは100センチ超えが簡単ではなかった。

一方でスマホと連携させている時だと思うが、三段跳びでもするような動きで、ストライドを目一杯伸ばしたら最高値では200センチ超えもできた。

でも、到底、このストライドで走れるランナーは化け物だと思ったし、youtube などで観るようになったランナーのフォームを観察していて、こみちのストライドが80センチで、彼らが倍の160センチとは思えないこともある。

もっとも足の長さが違うと指摘されたら、反論の余地もないけれど。

余談

コスパの良さから、旅ランに使うならamazfitのgtr4が良さそうに思っていた。

でもこの一件で、また迷ってしまう。

やっぱり、ランニングウォッチはgarminのようなスポーツウォッチでなければいけないのだろうか。

5つの衛星から測位できるというgtr4 精度はband7のように誤差が大きいのだろうか。

gtr4には測位機能があるから、band7のようなことは起きないともうけれど、買って失敗するくらいなら、最初から信頼性で選んだ方がいいとも思える。

昔使っていたハンディータイプも、gpsをいくつも受信して結構な誤差があった。

そのイメージが強すぎて、どこまで正確に測位できるのか、言えばスマホの位置情報よりも高精度なのだろうか。




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