garmin955はデバイスだけでストライドを表示できない!?って話

 ランニングウォッチ選び

マラソン大会に参加したり、日々の健康維持にトレーニングとしてジョギングしたりする人は、土地勘のある近所を走ると思うのでgarminの200番台などが最適でしょう。

最新の265なら、1日10時間走ってもGPSで計測してくれるので、とりあえずの不満はないはずです。

しかし、旅先や近所でも土地勘の薄い場所などを走るなら、ナビゲーション機能が便利です。

ちなみに265の場合、GPXデータを取り込むことでルートを曲線で盤面に表示し、矢印を沿わせるように進むナビゲーションが使えます。

ただ現地に居る時に、こっちへ走って行こうと咄嗟に決める時は、最新の265でもアプリからコースデータを転送しなければいけないので、少し下準備に時間を要します。

この手間を省くなら900番台がおすすめで、最新の965、その前の955には、どちらも時計の盤面に地図表示ができ、目的地までのコースを時計だけの操作でナビゲートしてくれます。

ランニングに欠かせない「歩幅」

こみちも習慣としてジョギングをするようになり、徐々にですがランニングのポイントが掴めて来ました。

最近では、ケイデンスを180に固定させ、ペースを確認しながら走っています。

LSD的なゆっくりで長くという時はキロ8分で、もう少しスピードアップした時は体調によって6分、6分30秒、時に5分30秒と変化させます。

現時点での結論として、ケイデンスに関しては、200から180の範囲で十分だと思っていて、あとは歩幅をどこまで伸ばせるかですが、とりあえずの目標が100センチで、これまでは80センチから90センチを彷徨っていました。

つまり、こみちとしては「歩幅」を随時確認できることが大切だと思っています。

ちなみに1キロを5分30秒で走るならケイデンスが180なら、歩幅100センチです。

またペース6分30秒ならケイデンス180で歩幅85センチです。

いかに歩幅をコントロールできるかが、スピードコントロールに有益か分かるでしょう。

そんな中で、ネット上の記事から「955では計測に別売の計測器が必要という情報」を見つけ、公式サイトでも時計単体で計測できるとは書かれていません。

もしもそうであるなら、こみちの望みが叶わないことになり、955という選択肢は残念ながら外れてしまいます。

とは言え、ペースとケイデンスが確認できれば、ある程度の歩幅は計算できるので、絶対に必須なのかというとそうとも限りません。

その点、同じgarminでも最新の965、265なら特別な機器が無くても表示可能と公式サイトにも書かれています。

コスパ最優先ならamazfit gtr 4!?

garminのスポーツウォッチは、265でも6万円以上の価格です。

しかし、歩幅に特別なこだわりを感じないのであれば、心拍数やペース、ケイデンスの表示ができるamazfit gtr4なら3万円前後で購入可能です。

マップ表示もできませんが、GPXファイルを専用のアプリ経由で取り込め、265と同じようにラインを用いた表示でナビゲーションする機能を有し、事前にデータを準備すればスタートからゴールまでをナビゲーションすることができます。

厳密には、265では曲がるポイントで盤面にアナウンスとバイブがあるのに対し、gtr4にはそのような警告がないので、走りながらルートとのズレを随時自身で確認しなければいけません。

大会ではなく、旅ランとしての移動目的なら、その辺りの手間を約半値で購入できると考えれば、コスパに優れています。

例えば旅先の土地勘がない場所では、最初にgoogleマップで目的地までのルート検索をし、その結果を表示しているURLをGPXファイルに変換してくれるサイトで変換し、そのファイルを一度ZEPP(amazfitのアプリ)アプリに取り込み、デバイスへの転送で、GTR4にルートファイルを送れます。

ナビゲーションでそのルートを呼び出すだけです。

旅ラン目的で、例えば40キロ先の目的地を目指すなら、スタートから10キロで一度休憩、その後も10キロ毎に休むという具合に、GPXファイルも何分割かすれば、見やすくもなりますし、使い勝手も悪くないでしょう。

今、こみちは同じamazfit でもgps機能がないband7を使っているので、ナビゲーション機能がありません。

コースを走り出す前にある程度覚えるのですが、複雑な分岐点で間違えることも多く、時に想定したよりも多くを走ることもあります。

タイムではなく、到着できることを目的にしているので、間違えても体力があれば問題ではありませんが、8キロの距離で12キロ走るのは、楽しいを通り越しているとも言えます。

つまり、そんなトラブルをgtr4にするだけで防げるので、3万円の出費で得られるメリットは大きいでしょう。

余談ですが

コツを使うことで、歩幅(ストライド)が112センチまで伸びました。

毎度の走行ではありませんが、ちょっと意識をして走ってみたら、その区間のストライドを110センチ前後にできました。

そこで考察したことですが、ストライドを伸ばすには空中でどれだけ前に進めるかになります。

しかしながら、ケイデンス(歩調)は180より下げたくないので、フワッと浮いていても意味が有りません。

つまり、いかに速く空中を移動できるかがポイントです。

ということは初速が大切で、それには着地から蹴り出しまでに何をしたのかに着地しました。

臀筋を使うことをいろいろな方も解説されていて、でもそれはももやふくらはぎの筋力ではないと言います。

そしてこみちは股関節の動きに着目し、膝を曲げる角度にも注意を払いました。

すると強く地面からの反発を感じた瞬間に、その勢いで背骨を軸に体に捻りを加えると、自然に膝も曲がり、計測でもストライドが伸びていました。

その伸びは約10センチで、腕振りだけの走法を5のスピードとするなら、同じケイデンスでも進み具合が6や7位に感じます。

しかし、お尻の筋肉を使うので、臀筋が疲労してまだ1キロも続けて走れません。

ただ、その時のペースはキロ5分を切っていたので、10キロ50分切りを目指すなら、この走法をマスターすればいいのだと分かりました。

また練習として、120センチ毎にラインを引き、意識して線を踏みながら何度か走ってみると、右足が思うように伸びていないことも分かって、1つには左の臀筋をしっかりと使えていないみたいです。

その原因として、左足の体幹が弱く、着地での衝撃に力を分散させているとも思いました。

なぜ楽に速く走れないのか。

トップ選手のように10キロを30分以内というのは無理だとしても、60分、50分と段々と短くできると思います。

50メートル10秒の速度で10キロ走ると計算上は約33分なので、多くの人にとって走力だけなら目指せるはずです。

実際には持久力や心肺機能も関わりますが、筋力としては33分にどこまで近づけられるのかになります。

最もそのためにはケイデンス180ならストライドを160センチ以上にしなければいけませんが…。


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