「ジョギング」の楽しさをどう伝えられるのかという話

 「旅ラン」は一つの答え!?

すぐに思いつくことで言えば、皇居の周りを走ることでも、「旅ラン」になり得る。

約5キロとも言われるそのコースをどう「楽しさ」として捉えればいいのか。

走力のあるランナーなら、一周のタイムで15分以内も狙えるだろう。

きっとストラバなどでは、そんなタイムも表示されていたりするのかもしれない。

一方で、時間ではなく、歴史や街並みという視点で、コースを回るという方法だってある。

走るスタート地点として「皇居周回コース」があって、今回は北へ、または南や東、西と旅ランを始めるシンボルにもできる。

実際、こみちの目指すジョギングは、キロ4分で走れることではなくて、キロ10分でもいいから「旅ラン」することにある。

少し脱線すると、こみちはバイク少年で、ツーリングが大好きだった。

下道で500キロとか800キロ、24時間連続で1000キロ以上走ったこともある。

そんなペースで走れば、日本一周も1ヶ月は必要ないけれど、そこに自己満足以外に何があるのかと問われたら、今はもう少し違う答え見つけたい。

このブログは元々がキャンピングカーで旅をして、仕事もしてしまおうという想いで作ったものだった。

でもキャンピングカーのあれこれを見て回る内に、どう楽しむのか分からなくなってしまった。

理由は簡単で、例えばアメリカでいうキャンピングカーの旅はとても壮大だ。

何百キロと移動し、時に山登りやトレッキング、自転車でもっとゆっくりと景色を巡ることもあれば、宿泊先には車旅を楽しむ施設があって、そこでは焚き火をしてバーベキューではなく、レストランなどもあるらしい。

というのも、自然の中に溶け込む暮らしを目指しているのではなく、大自然を満喫したい旅なのだ。

一方で、国内での車旅は、どうしても宿泊先で困る。

専用の施設もあるけれど、自然を満喫する場所とは限らない。

区画が決められた場所を借りて、そこでサイドウォーニングを出して、テーブルセットを設置して外で食事する。

正直、こみちが想像していた車旅ではなかった。

だったら、コロナ禍も落ち着いたから、ビジネスホテルなどを上手に使って旅してもいいんじゃないかと思う。

車旅にこだわる人たちは、ペット同伴ということもあるけれど、自分が求めているスタイルという視点では、キャンピングカーで車中泊ではなく、移動する車と簡易的に食事できるスペースに使えたら十分だと思うまでになった。

少し話が脱線し過ぎたけれど、ジョギングという移動手段は究極で、別に走ることにもこだわりはなくて、歩いてでもいいから旅を感じたいと思ったのだ。

走り方を覚えれば、例えば100キロの距離を自力だけで移動できることが魅力で、そのために日々のジョギングで5キロとか10キロの距離を走りながら、今度は30キロ離れたあそこまで走ってみようと想像するのが楽しい。

それが旅ランしたいなと思った動機にもなっている。

撮影もしたい!?

実は何度かジョギングした時にスマホで撮影したことがある。

荒い息遣いと揺れる映像だけのシーンは、とても単調だ。

スタートからゴールまで、例えば30キロの移動を誰も楽しめないだろう。

それがギュッと早回しで5分になっていても変わりはしない。

一時期、360度カメラならダイナミックな映像になるかなぁとか、アクションカメラなら手ブレも減って見やすいかなぁといろいろ思ったりして、どんなカメラから始めれば楽しいのか悩むのも嬉しかった。

でも結論を言ってしまえば、こみちは映像クリエイターになりたい人ではない。

ドローンで上空から走る自分を撮影したいとも思っていない。

言うなれば、全編をアニメーション化して手描きにしてもいい。

もしかすると、「走る」ことにも「旅ラン」にも興味のない人が、「何これ?」とぼんやり眺めてくれるならそれでもいい。

旅ランだからと言って、物凄く長い距離を走り切るというよりも、「その距離は散歩では?」と言われてもいいから、自力で歩いて走って目的地を目指すことを自分が先ず楽しんで、結果的に誰を楽しませられたら何よりだ。

例えば東京駅から横浜中華街へ!?

何キロあるのかなぁ。

電車とか車なら十分に行ける距離だけど、わざわざ走って食べに行くというのが面白い。

着いた時には汗だくで、とてもそのままでは店に入るのも躊躇ってしまう。

でも実際には最善策ではないかもしれないけれど、旅ランとしては楽しいし、「〇〇キロをわざわざ走っちゃうの?」という視聴者層を待っている。

フルマラソンを2時間台で走れるトップのランナーではなく、一度もマラソン大会に出たこともない素人が、テクテクと歩くから違和感と個性を呼び起こす。

google マップによれば、東京駅から中華街までは約30キロで徒歩で7時間掛かるらしい。

行けるか行けないかというと、多くの人が行けると答えるだろう。

こみちもどうにか到達できそうな気がする。

問題は、その移動をどう楽しめるのかだろう。

例えば、宇宙旅行のような誰もが行けない旅も魅力的だけど、近所のコンビニまで行くだけでもドラマにはできる。

きっとするべきは同じことで、「どう楽しめるのか?」ということに尽きる。

イラストを描いたり、アニメーションを作ったりも楽しいけれど、ジョギングという楽しみを合体させられたら、何か今まででは違う面白いことにならないかなぁと思うこの頃。

youtube にアップした時は、ぜひ見てくださいね。

まだまだ先の話だけど。

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