人気YouTuber に学ぶ「車中泊動画」のポイント

 公的な駐車場サイズ

道の駅をはじめとした公的な駐車場では、普通車のサイズを「奥行き6メートル×幅2.5メートル」としているようです。

つまり、車中泊に使う車両がこのサイズに収まらない場合、中・大型車対応の駐車場を完備した場所しかありません。

その意味では大前提として、乗り降りや隣との隙間も考慮して車両を選ぶことになるでしょう。

理想は、長さ5メートル以下、幅2メートル以下。

キャンピングカーと一般車の違い、宿泊施設

まずこんなことを考えました。

都会ではない町を、成人男性が一人で歩いてみると感じるのは立ち止まれる場所の少なさです。

時間帯にもよりますが、不審者と見間違われないためにも、第三者から見て不自然になれない行動が必要です。

動画撮影という理由だったとしても、いきなりカメラを構えた人が歩いて来たら、誰だって警戒するでしょう。

その意味では、どんな目的や理由だとしても、常識的な手順を経ない行動はマナー違反になることも知っておくべきです。

便利な装備が魅力のキャンピングカーで、こみち自身が最も懸念するのは、その外観から感じる一般車との違い。

駐車場に停まったキャンピングカーは、やはり違和感ある存在です。

もしもそんなキャンピングカーが駐車場の一角を占拠していたら、一般人はみな近寄りたくないでしょう。

だから、キャンピングカーという装備に優れた車両でも、車中泊する場所を社会常識に照らして決めるべきなのです。

こみちも場合は、人気のない管理されていないような駐車場で、ポツンと車中泊するのは避けたい行動です。

なぜなら、以前にも触れましたが、限られた場所にしたない出入り口を酔っ払った若者たちが陣取り、立ち去るまで出られなくなった経験があるからです。

車内にいることさえ気づかれたくない状況で、その時が過ぎるまで待っていると、自分でも何をしているのかという滑稽さを感じました。

でも、「管理されていない」とは、それだけ危険性も高いということで、車中泊する場所選びで無料ばかりが魅力ではありません。

今の考えとしては、快適に一夜を過ごすならビジネスホテルなどを利用することで、車中泊を選ぶメリットをあまり感じません。

ペット同伴や、家族連れで宿泊費を抑えたいなど、宿泊施設との利便性などでメリットがある場合は別ですが、個人又は夫婦だけという場合には「安全性」の方を優先したいです。

人気YouTuber のコンテンツから学ぶ

人気があるコンテンツには、絶対に理由があります。

人気が出ないコンテンツには、その原因があるように。

車中泊動画で人気のある動画を探すと、圧倒的な車内調理やカメラアングルなど、随所に他のチャンネルとの差別化があります。

ある意味で車内が撮影スタジオで、幾つもの目的で設置されたカメラがあるのも、よりコンテンツを見て楽しませたいという工夫をしているからでしょう。

顔出し、声出しはもちろん、DIYや車種による使い勝手など、視聴者が気になる内容をいち早く読み取りコンテンツ化しています。

ある意味、もう「車中泊」そのものの期待感は薄れ始め、そのキーワードだけで視聴されるとは言えなくなりました。

人気YouTuber も「車中泊」そのものを扱うのではなく、素泊りの流れの中でコンテンツを組み込んでいます。

車内調理が制限される道の駅で、あえて車中泊動画を撮影しないのも、調理シーンが撮影できないデメリットを考えるとそこでは満足できる内容にならないからでしょう。

道の駅を使うという車旅では、車中泊そのものではなく、隣接する施設や観光などを目的としたコンテンツにするべきで、車中泊を内容とするなら車外調理ができるような施設を使うなど、これからは目的に応じて使い分けた方が良さそうです。

そう考えると、車内調理を目的としないなら、キャンピングカーよりも機動性に優れたハイトワゴンのような車種を選び、宿泊施設を上手く選ぶことで、各地域の撮影に全振りすることができるでしょう。

それだけ、車旅も細分化されていて、一台で何でもできるということではなさそうです。

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