「QCY T17」を知っていますか? 手頃なワイヤレスイヤホンを探して

心地よく音楽を聴くために

純粋に音楽をより鮮明に聴きたいなら、「有線」である方がいい。

しかし「無線(ワイヤレス)」を知ってしまうと、日常生活では便利さが音質を上回る。

そこで「ワイヤレス」環境で、しかも「イヤホン」で、手頃なものはないかと探し始めた。

ダイソーの1100円イヤホンが評判

SONYのワイヤレスヘッドホンを購入し、ノイキャンもワイヤレスでの再現性も一応の基準がある。

正直なところ、数万円したSONYのヘッドホンも有線のヘッドホンに比べて音質面では仕方ないと感じる部分もある。

しかし、そればかり聴いていたら、それでも良いように思う。

そしてダイソーの1100円イヤホンを使うようになって、ノイキャンも特に必要だとは感じないし、十分な音が聞けるから、これでも良いかと思ってしまう。

久しぶりにSONYのヘッドホンで聴いてみたら、音場の広さも音のダイナミックさも粒だちも、何もかもが違うし、曲そのものが別もになっている。

もちろんそれは比べて分かること。

知らなければ、気づくこともない。

だからダイソーの1100円イヤホンしか持っていなければ、音楽なんてそんなものとも思えるだろう。

5000円クラスのワイヤレスイヤホン

先に漠然と聴いてみたいと思っていたイヤホンは、ビクターのHA-FX1000Tという数万円のものだ。

こみちは趣味でギターを弾く。

木の振動が心地よいことを知っていて、ビクターのイヤホンが木を使って音を作っていると知り、聴いてみたいと思っていた。

SONYもワイヤレスイヤホンを出していて、きっとヘッドホン同様に雰囲気ある音を作り出しているだろう。

しかし、価格的にも機能的にもイヤホンの音質がヘッドホンを超えるとは想像できない。

まして有線のヘッドホン以上には。

となると、聴いたことがある音にどれだけ近づいているのかという話で、どこまで音質を下げても気にならないのかという話になる。

こみちの場合は、1100円のイヤホンだった。

そう思った時に、5000円クラスのイヤホンに何を求めるだろうか。

音楽に没入したいからノイキャン。

SONYのヘッドホンでも感じたが、音質を優先するならノイキャンは無い方がいい。

音質を犠牲にしても、周囲の騒音を抑えたいような場面に限ってノイキャンが必要になる。

こみちがノイキャン付きのヘッドホンを買ったのは、騒がしい場所でも仕事をしたいと思ったからだ。

しかし、そんな状況にならなくなって、ノイキャンにはこだわらないし、音質に影響があるな無くてもいい。

そんな気持ちで5000円クラスのワイヤレスイヤホンを比較すると、ノイキャン付きとか、ドンシャリと呼ばれる特有の音質をアピールするケースが多い。

振動板が40ミリのSONYのワイヤレスヘッドホンで出せた低音も、100ミリと比べればどこか無理をして出しているように思う。

腹に響くような低音は、振動板が小さいほど物理的に難しい。

それを6ミリとか7ミリとか、面積比で考えるとどれだけ限られた面積でガンバいるのかが分かる。

心地よく音楽を気楽に楽しむ目的なら、変にノイキャンは無くても良いと思って機種を探し始めた。

そこで辿りついたのが、「QCY T17」という中国製のモデル。

YouTube でその音を提供しているチャンネルを見つけて、2万円クラスのイヤホンとの違いを聴いた。

パッと聴いたら、とても5000円以下のイヤホンには思えない。

ノイキャンを省いたことで、素直に音楽が楽しめる。

最も2万円クラスのワイヤレスイヤホンよりも低音と高音にわずかなノイズが入る。

真剣に音楽に没入すると、「ん?」と感じる部分が無いわけではない。

そこが、5000円クラスと2万クラスの価格さなのだろう。

「QCY T17」をどこで買うのか?

手頃な価格の「QCY T17」だが、Amazonでも国内の販売店は見つからなかった。

数軒中国国内の販売店が提供しているが、できれば国内に販売店があって欲しい。

「QCY T17」が買えないなら、他に何か候補はないのか。

ドンシャリの評判のAnkerも、良さそうなモデルは1万円クラスだと思う。

音質的に良いなぁと思うのは、全て1万を超えてしまう。

それこそ1100円のダイソーで良いとなってしまう。

そんな時、「QCY T17」に、「QCY T13」という姉妹モデルがあることを知った。

音的にも同じような質だというレビューもある。

でも姉妹モデルも国内の販売店をAmazonで見つけることができなかった。

もう探すのをやめよう。

もう少し予算を貯めて1万円クラスを狙おう。と思い始めた。

「ン? GEO?」

そうレンタルショップなどでお馴染みのGEOから、いくつかのワイヤレスイヤホンが販売されている。

そしてそのモデルの一つが「QCY T13」のイヤホンに似ている。

「GRFD-SWE100QT13」というモデルの価格は約2000円。

「QTY T13」よりもさらに安い。

しかも、どうやら同一品ではないかと思うほど、スペックが似ている。

そしてGEOのイヤホンのレビュー動画を探し始めたのだった。

「GEOのイヤホン」でいいじゃないないの。

明日にでも近所にある店舗を訪ねてみようかと企んでいる。

そして、ある程度満足できるなら、しばらくそれを使って、改めてもう少し上位機種へと買い換えれば良いと思い始めた。

難しい環境など気にしないで、パッと聴いて心地よいくらいなら、意外と良い線行くように思う。



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