先ずは「シンプル」に考える
企画段階は別にしても、「実践」はシンプルな方が良い。
「車旅」で収益化するなら、「日常生活」に近い部分でコンテンツ化を検討しよう。
「30女の気まま旅」「50から始める車旅」
チャンネル名は、もっとセンスあるものがいいと思うが、視聴者に「多分、こんな感じだろう」というくらいでちょうどいい。
これを欲張り過ぎて、「絶景100選をめぐる車旅」と宣言してしまうと、まだ先が何も見えていないのに「縛り」が強過ぎて身動き出来なくなる可能性が高い。
いわば、「絶景100選」的な内容は総じて「足し算」にあたる。
「車旅」という特徴を活かすなら
例えば、「ロックを解除せよ!」というチャンネルを運営する。
スケルトンの手持ち金庫の中に、一台のスマホが入っている。
しばらくすると着信が鳴り、画面に「美女の顔」が金庫越しにも確認できる。
つまり、この部分(電話に出る)が旅に出る動機だ。
金庫のロックを解除するには、4桁の数字を設定しなければいけない。
適当に合わせてみるが、当然、開くことはないだろう。
またしばらくすると金庫の中のスマホに着信が。
そこにはある固定電話の番号が表示されていた。
当然、その番号を自分のスマホで検索してみるだろう。
すると、ある都道府県にある建物からだと分かる。
何も手がかりがない以上、その地域に向かうしかない。
そんな風にして「車旅」をする動機付けをしていく。
また、別の案では「ドロケー」というチャンネルで、「ドロボウ」を追うという設定。
先の例と異なるのは、「ドロボウ」チャンネルも開設していること。
そこには10秒程度のショートムービーが、アップされている。
「ほとんど道路だけ」とか、「大きな窓だけ」とか。
次々に送られて来る情報を頼りにして、「ドロボウ」の居場所を連想し、探し出すというゲーム性のある車旅。