「儲け話」は「紹介者」が儲かる説!? 「車旅」の方向性

「 儲け話」は本当にあるのか!?

仕事を探している時や、もう少しお小遣いが欲しいと思っている時に、嘘みたいな儲かり話を耳にすると「本当に?」と疑いつつも気になってしまいます。

この世の中に「儲け話」ってあるのでしょうか?

思うのですが、「儲け話」は「できない」から「儲からない」になってしまうのでしょう。

例えば、宇宙人に向けて「宇宙食のデリバリーをする」という儲け話があったとします。

まだ誰もしていないので、デリバリーができたら儲けは莫大でしょう。

別の例え話を使うと、東京に店を構える名店の料理を30分以内に全国各地のお宅まで届けるという儲け話も「できたら」利益は莫大です。

つまり、アイデアの段階で言えば、儲け話はいくらでもありそうです。

しかし実現できる手順まで落とし込む段階で、段々とコストや技術的な面で困難な理由ができてきます。

場合によっては、その困難を乗り越えるコストが利益を上回り、儲けが無くなってしまうこともあります。

ブームに乗っかる人にサービスするビジネスモデルで儲ける!?

例えば、「YouTube で収益化すれば儲かる」という儲け話を聞いた人に、「どうやれば儲かるのか?」をレクチャーするビジネスを考えます。

実際、収益化によって儲けている人もたくさんいます。

しかし100人が100人とも同じように儲けられる世界ではありません。

でも、それを目指している人を対象に、必要なノウハウや技術をレクチャーし、その指導料で手堅く稼ぐというビジネスは、レクチャーする内容と教えて欲しいと希望する人を集めることができれば利益が見込めます。

そのハードルの高さは、これからYouTube で人気チャンネルを作り上げるよりも収益が見込みやすいでしょう。

「儲け話あるよ」と言う人が、なぜ自分で独り占めしないのでしょう。

それは、「儲け話」そのものよりも、「紹介」することの方が儲かるビジネスだからです。

キャンピングカーの「車旅」って…

例えば、「車旅」というブームで「車中泊」が人気だったりします。

しかし、人通りの多い駐車場などでも、日が落ちるに従って車内はどこか心細い場所になってきます。

家にいるような安心とは程遠く、装備が充実したキャンピングカーでもその不安が解消される訳ではありません。

つまり、「「車中泊」をいかに快適に過ごすのか?」を深掘りすることもありですが、「車中泊って人気だよ!」という立ち位置で車中泊に適した車を販売する方がビジネスとしては儲かるでしょう。

「「車旅」の楽しさや面白さをどう伝えることができるか?」と考えた時に、宿泊施設を使う一般的な旅との違いをどう伝えていくのか悩みます。

今はコロナ禍ということもあって、まだまだ宿泊施設を利用した旅のスタイルが回復していませんが、一方で車中泊がどこでも安全にできる環境整備が浸透しているのかというと、そうではないからです。

ブームとして「車中泊」をやってみたという話題性としては可能でも、「車旅」の魅力を根本的に提供するほどはまだまだ一般的ではないのでしょう。

つまり、車旅や車中泊というワードが儲け話になり得るけれど、それをどう実現できるかがポイントです。

多くの場合、サービスエリアなどで車中泊を実施し、その中で過ごすことを魅力として伝えています。

何か秘密基地のような楽しさはありますが、宿泊施設で宿泊した時に体験できるその地域の料理や温泉などと比較して、車に泊まるメリットを上手く伝えるのが難しいと思うのです。

こみち自身、車中泊はそのものを魅力的に伝えるよりも、旅先の魅力を伝える基点として考えた方がいいように思います。

意外とキャンピングカーそのものを伝えるチャンネルか、車旅にこだわらず旅先を楽しむコンテンツに徹した方が、魅力を出していけるのではないでしょうか。

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