YouTuberとして生きるために 「車旅」を叶える準備として

 そもそも「YouTuber 」に憧れるのか?

細々ながら(現時点でチャンネル登録者数「59」)YouTube チャンネルを運営してみて、動画作りやネタ探しがどれだけ大変なのか感じます。

これはあるお笑い芸人がテレビで話していた内容ですが、「笑いを事前に撮影するのは難しい」というのです。

その意図は、舞台などで披露する場合、観客席の反応によって「間」を変えられます。

わずかな違いではありますが、その「微調整」が「笑い」の難しい感覚なのでしょう。

というのも、例えばYouTube に新しい動画をアップし数時間に再生回数を確認すると、「いつも通りだ」という場合と、「こんなにも見てくれている!」という場合があって、その違いは少なくともこみちには区別できません。

だからこそ登録者数が増えない要因かもしれませんが、例えばYouTuber 一本で生計を立てるとなると、「再生回数の伸び」は死活問題です。

苦労して撮影、編集したコンテンツが、いつもよりもずっと動かない状態になると、段々と製作スタイルにブレが生じ、さらに視聴してくれているユーザーさえも離れて行きかねません。

「何と製作すればいいのか?」

根底となる部分で悩むと、YouTube という特性から、泥沼にはまる可能性もあるでしょう。

AKB48の動画を見つけて

おすすめ動画に、なぜかAKB48が出てきました。

こみち自身はあまりアイドルに詳しくなくて、AKB48は知っていますが、メンバーの一人ひとりまでは承知していません。

ただ、改めてAKB48の総選挙を振り返った時に、「これってYouTuber と同じ」だと感じました。

つまり、AKB48では投票してくれるファンをより多く獲得することで「センター」という名誉が与えられ、YouTube では登録者10万人や100万人を超えると盾が起きられてきます。

そこに価値を求めるなら、「知名度」を上げる工夫が求められるでしょう。

コツコツと地方を回るスタイルもあれば、テレビや雑誌などのメディアに取り上げてもらうこと、最近では有名なYouTuber とコラボしてもらうのも方法です。

一方で、こみちのような細々系のチャンネルは、本当に偶然の出会いが重ならないと「登録者」にはなってもらえません。

「次回に」と思っても、どこにあるのか、どんなチャンネルだったのか、簡単には検索で見つからないほどですから。

タレントで「NGなし」をアピールする人も、そこに至るまでの模索はあったはずです。

結果的に「断ったことがない」から「NGなし」を売りにしようとことならまだ決意もできたでしょう。

しかし、知名度がなく、人気もなくで、切羽詰まっての「NGなし」はかなり覚悟が必要です。

「これくらいできるでしょう?」

本来なら「NG」にしたい仕事も、背に腹はかえられぬで渋々受けてしまうことが出てきます。

YouTube での「企業案件動画」でも

依頼を受けて自身のチャンネルで「企業案件動画」を公開する場合、内容が別の企業のことでも、それは「自身のチャンネル」という場所に変わりありません。

以前、芸能人による不適切な紹介が世間的に批判されたニュースが流れましたが、どこまで納得して依頼の意図を理解して、その商品の紹介に至ったのかとなると、実は意外と「詳しいことを知らないまま」軽率に受けていたということも十分に起こり得ます。

適切なたとえ話ではないかもしれませんが、新しい車を購入する時、その車の性能や装備をどれだけ詳しく、漏れなく理解して購入を決断したでしょうか。

ある程度の範囲は成り行きで、明らかに悪意がある欠陥でもなければ返品することもないし、それを受け入れて使うでしょう。

ただこの「企業案件動画」の場合、企業自らの広告では言いづらい表現も、依頼することで推したい部分だけをアピールできたりします。

その背景には、「案件を受けてくれたチャンネル」が表に出てくれるからです。

YouTube でも知名度と同時に大切なのは「信頼」でしょうから、ファンや視聴者から「不適切な紹介だった」と言われてしまうのは残念な結果でしょう。

まして、「そんな欠陥もあったのですか?」と依頼先に問いただすことも出来ず、板挟み状態になるのはYouTuber の難しい立ち位置でしょう。

一方で、自身の活動を支持してもらうという姿勢や、好きなことをしている姿に評価が得られれば、YouTube はとても楽しい場所になるはずです。

実際、企業案件動画を示す「設定」がYouTube で行うことができ、動画内にも「プロモーション動画」であることが表示されます。

しかし、見ている視聴者にすれば、何か心理的に印象は良くありませんし、再生回数が少なるなる傾向もがあるそうです。

一方で、それ自体伏せてしまうことも設定上はできるのですが、そうしてしまうと「チャンネル運営者」の意見となり、トラブルが起こった時に信頼を失う要因にも繋がります。

YouTube をビジネスツールとして考えた時点で、「楽しい」だけではうまくいかない大人の事情も抱え込んでしまいます。

チャンネル登録者が増えると嬉しい反面、誤った情報を意図的流さないようにしたいと思います。


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