なぜ「千葉」なのか?
都道府県の中から「千葉」を選んだというよりは、関東圏で旅の計画を立てるなら「千葉」ではないかと思ったから。
その意味では「神奈川」と悩みますが、「東京」や「埼玉」よりは「千葉」が良さそうです。
理由は、前提として移動手段を「車」にしたから。
これが、「電車」や「バス」という場合には「東京」や「埼玉」も面白そうに感じます。
もちろん千葉の場合でも、公共機関を使っての旅は、良い意味で時間的に拘束されて、道中にワクワク感が得られます。
旅行の情報誌として評判の「るるぶ」によると、「千葉」もいくつかのエリアに区分できるそうです。
千葉市、船橋市、野田市を含む江戸川沿いの内陸エリア。市原市から富里市まで東京湾に面したエリア。館山市、白浜町、千倉町と房総半島南端エリア。鴨川市、勝浦市を含む太平洋南部エリア。九十九里浜から銚子市までの太平洋北部エリア。成田市、佐倉市、佐原市を含む霞ヶ浦南東部エリア。
つまり、「千葉」を地形から6つのエリアに細分化し、それぞれのエリア毎に掘り下げています。
また、観光、グルメ、イベント、宿泊など、それぞれの項目を各エリア毎に盛り込むという事前のローカルルールを設定してもいいでしょう。
「車旅」の計画を立ててみた?
スケジュール的に、各エリア毎に3本動画を製作するとして、撮影と編集を交互にこなし、約1週間で1エリアを終えれば、「千葉」も一月半で巡ることができます。
同じペースで回れるとは思いませんが、仮にそうだとして「日本一周」を5年から6年くらいで巡る計算です。
想定が車移動なので、これが小型バイクや自転車、徒歩になるとさらに移動時間も考慮しなければいけません。
こみちの場合、撮影経験が乏しいので、参考にするのは主にテレビ番組です。
旅行番組の場合、カメラが移動するという場面をあまり見ません。
つまり、GoPro などのアクションカメラを持って「旅行者目線の移動シーン」が少ないと思うのです。
テレビ番組の場合、出演者とカメラマンは別々なので、第三者的な目線での映像が撮影できます。
これが一人で行う場合、画面に自分の顔が映り込み、又は物撮りシーンかの二択になって、絵的に単調にならないのかと思ってしまいます。
YouTube で人気のあるチャンネルを見ていると、ワンカメではなく、複数台のカメラで景色と自分とは同時に撮影していました。
さらに、イラストや画面の色調まで変化させて、単調な印象にならない工夫が施してあります。
でも、例えば動画冒頭で、「おはようございます。今日の天気は…」というセリフから入って、カメラを実際に空に向けて「快晴です!」とか「どんより曇り空」など説明し、「では早速、今日の目的地ですが…」という続けて、移動を開始したとしましょう。
移動シーンを淡々と見てもらっても飽きてしまうので、そこはエピソードトークになるのですが、初撮りなら「自己紹介」、通常なら前回のネタに触れて、「〇〇編も見てください」などと紹介も入れつつ、何か裏話を話します。
「そうそう。前回の最後、あれからどうなったと思います? 実は…」と話せば、前回の動画も気になるでしょう。
「さてさて、目的地の紹介もしましょうか。今回の目的地、〇〇ですが、実はまだ一回も行ったことがないですよ。名前くらいは知ってましたが。それでどうしても〇〇を食べたくて」と告げることで、今回の動画がどんな内容なのかも視聴者に伝わります。
例えば、ここまでを動画にすると、3分くらいになる計算です。
一本10分の動画なら、残りは7分しかありません。
先にエリアの紹介をしましたが、現実的に考えると10分程度の時間ではそう内容を盛り込めないことが分かります。
なら逆に撮って出しスタイルにして、エリア毎に3本と決めずに、長回しして後から10分前後で公開して行くのもありでしょう。
人気のレストランでご飯を食べた。観光地に着きロケーションのいい景色にであった。などなど、節目毎に動画としてアップしていくのです。
幸い、YouTube の場合にはおすすめ動画を選択できるので、次回に繋がるように設定しておけば、視聴者も迷うことなく見ていけます。