ダイレクトカーズと言えば
こみちにとってダイレクトカーズというと「リトリート」シリーズを思い浮かべます。
特に、ナローサイズや軽自動車のリトリートは、「8ナンバー」登録ではないことに大きな一歩がありました。
キャンピングカーの購入を検討すると、その維持費も気になるところ。
8ナンバー化によるメリットはいくつもあります。
一方でそのために満たすべき条件も多く、それは「使い勝手」や「使用目的」と必ずしも合致するとは限りません。
忙しい毎日の中で、ようやく見つけた休息日。
「一泊二日」という時間は、働き盛りには厳しいかもしれません。
だったら、半日でも、3時間でも、ブラっと出かけて「旅気分」を感じてリフレッシュできたら、そこには「キャンピングカー」の役割も見出せます。
つまり、それが「リトリート」ではなかったのかと感じました。
YouTube チャンネルにて
ダイレクトカーズのチャンネルには、自社製品の紹介動画もあります。
全長に全幅に、乗車と就寝の定員は…。
でも本当に動画で知りたいのは、そんなことばかりではありません。
「この「キャンピングカー」を買って、どんな感じの時間を過ごせるのか?」ということ。
ダイレクトカーズの動画を紹介したいと思ったのは、そんな新しい試みを感じたからです。
一方で、気になる点もあります。
折角、シリーズ化しているなら、一本の動画に全てを詰め込まない方がいいと思うのです。
もしも、こみち自身が製作するなら、前提として「ドキュメンタリー」なのか「演出ありのPR動画」なのかを決めるでしょう。
その意図は、面倒に感じるデメリットを見せるかどうかの一点です。
デメリットも曝け出し、でもメリットが最終的に上回れば、客の心理として商談もスムーズです。
一方で「キャンピングカーの良さ」という部分に趣きを置くなら、最初からデメリットに触れる理由はないでしょう。
例えばドキュメンタリーを選ぶなら、「社長」が急ぎの仕事を終えて従業員に「天気も良いから、ちょっと旅に出る」と宣言するところから撮影が始まります。
もちろん、そのシーンも撮影するので、仕込みのカメラマンがスタンバイしているのですが。
一本目の動画は「旅の準備」です。
旅の相棒となるキャンピングカーの点検や確認事項を社長自ら行います。
しかし、ここで商品説明を長々と始めてしまうと観ている方が飽きてしまうでしょう。
タイムラプスのような感じで早回しで済ませます。
それでもキャンピングカーに乗ったことがない人は、いろいろと気付かされますし、購入した時のイメージもできます。
例えばここで、一度、インサート映像を差し込みます。
内容は、キャンピングカーのスペック紹介。ポイントにしたいのは、「一泊二日」の旅に出るとしての荷物の分量と積載方法です。
ソーラーパネルやバッテリー容量などにも触れて、キャンピングカーのスペックと旅のスタイルを少しでも具体的にイメージしてもらうためです。
室内外の気温や騒音レベル、バッテリー残量などは、スペックから想像できない部分なので、動画の合間に情報として画面端に表示してもいいでしょう。
その後、目的地を決めることになります。
季節や距離も考えて、例えば一泊二日なら何処に行くと楽しいのかをいくつか紹介しても良いはずです。
と言うのは、今後、視聴者が増えて来た時に、季節別や目的地別などでコンテンツが充実するからです。
特にビルダーの優位な部分として、バンコンで訪れた時にできたことと、キャブコンからできたことの違いを具体的に示せれば、購入を検討する際に参考にできます。
出発前のワクワクした雰囲気と、知りたい伝えたい情報をどう動画内に盛り込めるかがテーマでしょう。